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「エソテリック・ヒーリング年間講座」第4回レポート(後編)

先週に引き続き、「エソテリック・ヒーリング年間講座」第4回のレポートを書きます。

テーマは「輪廻転生と死を考える」です。

先週は、死の意味合いと肉体の死までのステップについて説明しました。

今日は肉体が死んだ後のステップ、転生するまでの流れについて書いてみます。


肉体の死後も続く人生

まずこの図を見てください。輪廻転生のサイクルを図式化したものです。

一番下の「物質」と書いてあるところが物質界層、今私たちが生きている世界です。

物質界層→アストラル界層→メンタル界層、と私たちは肉体がなくなった後も姿を変えて生活を続けます。

メンタル界層は、低位メンタル界層と高位メンタル(コーザル)界層に分かれていて、この「コーザル」と書かれているところが魂の拠点で、当面の人生のゴール!です。

雑な説明じゃよくわからんと思いますので順を追って見ていきましょう。


物質界層からアストラル界層へ

図の一番左下に五重の卵のようなものが書いてありますね。
そして、その右側に「エーテル殻と肉体殻」と書いてある二重の卵があります。

先週書いた肉体の死のステップを終えると、肉体とエーテル体をこのように物質界層に置いて、残りの三重の肉体(アストラル体・低位メンタル体・コーザル体)を持って私たちはアストラル界に行きます。


ファースト、ビジネス、エコノミー

先週、肉体の死の時、魂がどこから出るかによってその後の待遇がめっちゃ違ってくる、と書きました。
肉体の死後、さっそくその差が出てきます。

さきほどの図で書いてある層、上に行けば行くほど素敵な場所ですので、とにかく肉体の死後はなるはやでゴールに近づきたいのでありますが、魂の出口によってその道のりが違ってきます。

魂がお腹(太陽叢センター)から出た人~? 
はい、残念ですね。生前での振る舞いがあまりよろしくなかったようなので、死後の大半はアストラル界でみっちりお勉強です。

魂が心臓(ハートセンター)から出た人~?  
うむ、惜しいですね!生前まあまあがんばっていたようなので、アストラル界でのお勉強とメンタル界でのバカンスは半々くらいでしょうかね。

魂が頭頂部(ヘッドセンター)から出た人~? 
おお、素晴らしいですね!生前に十分な成長を遂げていたので、アストラル界は素通りでメンタル界を少々お楽しみいただいた後はコーザル界でごゆっくりおくつろぎください。

とまあこんな感じでかなりの差になります!


アストラル界層での生活

アストラル界は7層あります。
生前のアストラル体の成長度合いによって、肉体の死後どの層からスタートするかが決まります。

感情を制御できないどころか、その下の物質界層にひっぱられて本能のままに生きてしまった、例えば多数の人を殺した極悪人のような人は最下層(第七亜層)からのスタート、そこまでではないけれど、人が嫌がることばかりやっていた人はそのひとつ上の第六亜層、ちょいワル?はもうひとつ上の第五亜層から、というような感じです。

感情を理性でコントロールしたり、自分のことだけでなく他人のことも考えた言動ができる度が高い人程高い層からのスタートになります。

そして、同じ層には同じレベルの波動の人しか存在しません。よって、最下層にはひどい人達が集まっています。

自分より素晴らしい人がいればその人を見て勉強もできるのですが、同じレベルの集まりだと非常に成長が遅いです。

なる早で上の層に行きたいのにしんどいですね。

とはいえ、アストラル界ではもう肉体を持っていないので、肉体に起因する欲求や欲望からは解放されているし、肉体脳が疲れるということもないので意識は常にスーパークリアなので成長しやすい条件は整っているはずですけどね。

アストラル界層から低位メンタル界層へ

アストラル界を卒業できるまでの成長をとげますと、アストラル体を脱ぎ捨て、低位メンタル体+コーザル体の二重の卵にて低位メンタル界層へと移ります。

低位メンタル界層は、まさに「天国」と聞いてイメージするような場所のようです。

ここでも地上での生活のメンタル体(知性)の発達度合いによって過ごす界層が違ってきます。
現在の人類ですとまだそんなにメンタル体が発達してないので、大多数の人が最下層の第七亜層でずっと生活するようになるようですが、最下層でも、自分の思いがすぐ叶ってしまうような素晴らしい世界とのことです。


低位メンタル界層から高位メンタル界層へ

低位メンタル界層での生活が終わると、メンタル体を脱ぎ捨て、魂の器であるコーザル体のみとなって、高位メンタル界層へと向かいます。

ここがゴールなのですが、ここでの生活は、ほとんどの人が休眠状態となります。
ごく稀にそうじゃない人がいますが、それは地上での生活の時に、常に魂(本当の自分)と繋がり続けることができていたような人です。イニシエートといわれる聖者レベルの人のことなのでほぼほぼの人達は、しばらくはここで来世に向かう準備が整うまでお休みとなります。


つぶつぶ=ハイスペック記憶媒体

最初の図をもう1回貼っておきます。


各界層にて丸いつぶつぶが常に3つあるのに気づきましたか?
このつぶつぶは、肉体恒久原子・アストラル恒久原子・メンタルユニットです。

この小さい粒は信じられないような機能を持っています。あらゆる転生の中で経験してきたすべての情報をこの一粒の中に蓄えているのです。今世だけじゃなくて何回も転生してきたぜーーんぶを記憶しているのですよ。何GB?TB?どころの騒ぎじゃないですね。

肉体恒久原子は肉体で経験してきた記憶を蓄えています。アストラル界に行った時の肉体恒久原子をよく見てください。真ん中で休んでいますね。アストラル界では肉体を持っていないので、肉体としての経験は積めないのでお休みしているのです。同じように、低位メンタル界ではアストラル恒久原子もお休みしていますし、コーザル界では3粒揃ってお休みしています。


そして再生誕のプロセスへ!

次の転生への準備ができたら、再生誕に向けて始動です。

死のプロセスの逆をやっていく感じなのですが、まずはコーザル体内に眠っているメンタルユニットが新たに用意される低位メンタル体内へと動き出すことから始まります。

そのあとはもう想像可能かと思いますが、今度はコーザル体内からアストラル恒久原子が抜け出してアストラル体を纏います。そして最後に肉体恒久原子が飛び出してエーテル体を纏うのですが、この際、両親からの遺伝子要素を入れ込む作業も行われます。

再生する魂は生誕の時にそれ自身の特質や能力を持ち越しますが、肉体は遺伝により両親から特徴を伝えます。

そして、魂が肉体と結びつきを持つのは母体の中で赤ちゃんの胎動が始まる時期だと言われています。

オギャーーーー!! はい、生まれましたね。全てリセットされているように見えますが、魂的には夜寝て朝起きたくらいのきもちで地球での人生の続きを満喫する気満々です。


ソウルグループ

実は転生はグループ単位で行われているそうです。

1グループ1000人くらいらしいのですが、前世までの地上生活で特別な縁のあった人(親子、兄弟、夫婦、親しい友人、因縁の敵!など)は同じグループに所属していて、一緒に転生するそうです。

人類の進化を見守るハイラーキー達が時代と地域の必要に応じて最適なグループを転生へと向かわせます。

独りぼっちでの転生じゃなくて、仲良しグループでの同時転生だと思うとなんだかちょっと心強いですよね。

「輪廻転生と死を考える」いかがでしたか?

簡単には飲み込めない話がたくさん出てきたかと思いますが、壮大なストーリー、仕組みとして捉えると面白いですよね。

私は今まで、輪廻転生のことを考える時、「輪廻転生があるとして(←信じていない)、来世で生まれた時に記憶は引き継がないわけだからそれはもはや自分とは思えないし、来世のために今世で節制するとか言ってる仏教徒とか意味わからん。結局今世は自分がめいっぱい楽しめば良いってことでしょ?」と思っていました(ひどめ)。

いまだに来世まで考えをめぐらすのは難しいし、魂=自分という感覚には今世では至らないのでしょうが、今世での行いが肉体の死の後の天国エンジョイ度?に影響すると思うと、考えを改めねばと思ってしまいました(動機が不純)。

死後の世界は生前と同じかそれよりも長いこともあるようなので(時間感覚は違うのでしょうが)、その長い老後ならぬ死後生活?のために少しでもレベル上げをしておくほうが良いかもしれませんね。

人生は永遠のRPGレベル上げぞよ!

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