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観光地とはこうあるべき?!桜と訪日観光客〜タイ・プーケットで感じたこと〜


タイのプーケットをご存知ですか?

タイ南部のアンダマン海に面するタイ最大の島で、世界有数のリゾート地として知られるプーケット。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜の美しさから「アンダマン海の真珠」と称されています。

https://www.thailandtravel.or.jp/areainfo/phuket/

1974年に公開された映画「007 黄金銃を持つ男」
近郊のパンガー湾がロケ地となったことで世界的に
知られるようになり、その2年後の1976年には
国際空港が開きました。
2000年にはレオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」が公開され、ロケ地になったピピ島も
プーケットから船でいけますね。

アジア有数のリゾートは物価も一流?

アジアのリゾートとしては、インドネシアのバリ島に
次ぐ人気のディスティネーションになっており、
しっかり観光地化されており、様々な点で
非常に勉強になりました。

販売価格はキリがいい数字に

円安やタイの物価上昇もあり
1バーツ=4.1円でした。(2024年3月頃)
様々なものが販売されていましたが、気になるのは
とにかく単位が100バーツで端数がない事です。

例えばビーチでの販売価格
コーラ:100バーツ/杯(約400円)
ビーチの椅子レンタル:300バーツ/台(約1,200円)
バナナボート:700バーツ/人(約2,800円)

タイの物価を考えるとなかなかのリゾート料金です。
ちなみにバンコクではコーラは20バーツ(80円)で買えましたし、端数が切り上げられていることは
ありません。
どちらかと言うと299バーツとか好きですよね。
日本で言うと500円玉とお札しか使わない感じです。
たまには値切っていましたが、
すんなり言われるままに払ってしまいました。

観光地の魔法

私は「払ってしまう魔法」にかかっていたのです。
眼の前に広がる青い海、じりじりと照りつける太陽
足の裏に感じる柔らかく白い砂、海に潜れば
ひらひらと優雅に泳ぐ色鮮やかな魚たち
どこかから幻聴が聞こえてくるのです。
ちまちま小銭出してんじゃねー
「こんな綺麗な海と白い砂を前にして、
値切ってんじゃねー

「毎日毎日、朝から晩まで仕事してるよね?
せっかくプーケットまで来たんだから、
昼間からキンキンに冷えたタイビール飲んで、
海に面したソファーに寝そべって
今この瞬間を満喫したっていいんじゃない?」

「支払いなんか気にしないで、やっちゃいなよ」
私の心の奥底から聞こえてきているのか、
甘い誘いが私を恐るべき魔力で引き寄せて
チャリンチャリンとお金を落としてしまいました。

満足度はいかに?

だからと言って、帰国して冷静になった今、
後悔しているか?
と問われたらそんな事は
ありません。
一生のうちに何回行けるか分からない、
アンダマンの海で家族とウォータースポーツを
満喫出来ました。弾ける笑顔満載の画像や動画を
見ながら、感謝しかありません。
また毎日節約生活頑張ります!

彼らは自分たちが持っている観光資源の特性を
理解した上で、旅行者をとことん喜ばせて、
容赦なくお金を請求します
。安売りはしません。
それなのにこの満足感!
さすが世界有数のリゾート地だと感動すら覚えます。

日本の桜シーズンは?

日本のインバウンドの最大のピークである
桜シーズンが中盤に差し掛かるころ、ある記事に
目を止めました。

日本の桜シーズン準備不足?

記事の内容は不満というよりも受け入れ体制への懸念という趣旨です。

日本人にとって桜は毎年見慣れた花かもしれません。
でも、この桜を心待ちにして見に来る外国人が
本当に多くいる
のです。この時期、多くの日本人は
年度初めを迎え、海外旅行に行く人が減る為
あまり知られていませんが、アジアから日本への
航空代金は跳ね上がり、多くの飛行機は満席状態に
なりピークを迎える
事をご存知でしょうか。
もしかして、日本人は桜の価値を過小評価している
のではないか?と感じます。
すでに2025年の春は予約が埋まってる会社も
あります。
シーズナリティの追加料金として通常料金+α
予約を受ける事を忘れないでください。

最後に

私にとって全力であの青い海を目に焼き付けたように
訪日外国人にとって、桜を一目見れただけでも
一生の思い出になるでしょう。

海はいつ行ってもそこにありますが、
桜は1年にたった1,2週間だけ日本全体を彩る
儚な美しい魔法です。

桜がない地域は今から桜の木を植えるのもいいと思います。ちちんぷい

さて今日はこの辺で。See you next time🎵

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