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着物をリメイクして日傘を作る作家の活動記録

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着物リメイク日傘作家としての日々の活動記録や作品に込めた想いなどをまとめています。
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#日傘

日傘の出番はいつから?気になるお肌の紫外線対策について

毎年この時期から暖かくなる春にかけて、だんだんとソワソワ(というかムズムズ!?)してくるんです。 その訳は、「春先の花粉症対策を、今年こそ早めに何とかできないかなぁ!」と思うから。 時期で言うと2月に入ったあたりから、花粉症関連のCMがだんだんと放送され始めますよね。 私は花粉症のCMを見ると、条件反射で「そろそろ日傘の出番だな!」と思うようにもなりました。 今日は、その花粉症の話題ではなくて、日傘についてのお話です。 日傘を差し始める時期・タイミング・目安について

思い出のウエディングドレスが日傘に。10年分の感謝とこれからのことをお話します。

前回noteでちゃんと記事を書いたのはいつだっけ? 振り返ってみたら、なんと4ヶ月も前だった。 その間、自分からの発信どころか、他の方の記事すらほとんど読んでいなくて。 え?色々と仕様も変わってる? まるで浦島太郎状態だわ。 そんな訳で、どうやって書けばいいのかも手探り状態だけど。 今日は近況報告も兼ねて、最近作った日傘のこと、そして現在考えているこれからのことなんかを話していこうかと。 :+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+

幸せの数珠つなぎ。ウエディングドレスで繋がるご縁が再来!

今日はこの話題についてお話していきます。 :+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:・:+: ウエディングドレスへのこだわりさて、ウエディングドレスを着たいと思ったら、まずどんなことを考えますか? もう10数年も前のことになりますが、自分のケースを思い返してみると、「どんなドレスを着たいかな?」というざっくりとしたイメージから始まって。 お式の準備が進むにつれて、どんどん具体的になっていきました

雨コートの着物を日傘にするメリット

雨コート(アマゴート)って知っていますか? 雨の日に大切なお着物が濡れないように着る、いわゆる着物版レインコートだそうで。 素材は色々あるらしいけれど、柄はわりとシンプルなものが多く、雨除けの撥水加工がしてあるものも多いとか。 あくまでも主役をサポートする脇役的な意味合いかな。 さて、そのアマゴートで日傘を作ってほしいという依頼がきました。 アマゴートのことは聞いたことはあったけれど、実際に見たり触ったりするのは初めて。 なので、もしかするとスタンダードじゃないか

ただいまオープンキャンペーン中☆

先日、STORESで念願の独立型オンラインショップをオープンしました! 早速サイトを見に行ってくださった皆さん、どうもありがとう! とりあえずシンプルに作って見切り発車したんだけど。 どうも凝り性な性格なもので、あれからまたチマチマといじって、結構色々付け足してみたよ。 何でも基本的には自分でやりたい方なので、ショップのバナーから写真撮影まで全部自前です。 ゆえに醸し出すセンスが独特かもしれないけれど(苦笑) さて、せっかくオープンするのだから、何か日頃の感謝も込

新しいお店をオープンしました☆

4月に入り、新しい生活が始まった方も多いかな? 街を歩いていると、フレッシュさんらしい新しい制服やスーツに身を包んだ方も沢山見かけるようになった気がする。 で、私もこの春何かを始めてみたくて、心機一転!新しくオンラインショップを作ったよ。 と言いつつ、これが初出店ではなく、今まで色んなECショップ機能を試してみた変遷があっての、リトライだけどね。 noteはECサイト(ECプラットフォーム)と連携する機能があるのが、前からとてもいいなと思ってて。 私は今までminn

幸せの記憶♡ウエディングドレスを日傘にリメイク

昨年末、お問い合わせを経てオーダーを頂いていたウエディングドレスから日傘へのリメイク制作。 ようやく完成しましたー! 元はこんな素敵なドレスだったのです。 ドレス全体にちりばめられた繊細な花模様の刺繍レース。 光に当たると、ビーズがキラキラと反射して、とても綺麗でした。 そして、背面の大きなおリボンが印象的。 日傘にリメイクするにあたって1番頭を悩ませたのは、このリボンの部分をどう生かすかということ。 さすがにリボンは大きすぎて、そのまま日傘には付けられないので

【FAQ】思い出のウエディングドレスをリメイクで日傘にできますか?

リメイク作家の活動は、私のライフワーク。 けれど、最近は自分から全然アナウンスしていないのもあって。 「日傘のオーダーメイド制作は、現在もしていますか?」という生存確認のようなお問い合わせを時々いただくことも(汗)。 はい、今も受付はしていますし、ご希望があれば喜んでお作りします! 依頼者の心に寄り添う日傘のオーダーメイド制作は、私のリメイク作家活動のより拠であり、本望でもあるので。 ただ現在は複業中の身のため、すみませんが、納期は最短で2か月ほど頂いています。

感激♡リバーレース日傘がファッションショーでお披露目されたよー!

春にオーダー頂いて、この夏に制作したこちらのリバーレースとリネンのオリジナル日傘。 依頼者であるカワチクミコさんより、大盛会に終わったファッションショーの様子を、お写真と共にご報告頂いたよ! 実はその会にお誘い頂いていたんだけど、どうしても仕事の都合がつかなくて。 当日は、朝からそのことが気になって、1日中ソワソワしてた。 なので、様子を聞いてホッとすると共に、お見せ頂いたお写真のあまりの素敵っぷりに感激! こちらでご紹介の許可を頂いたので、お披露目します♪ ファ

海外アートコンペへのチャレンジ第1弾の結果発表!

今年の私の目標は、国内外のアートコンペ(コンテスト)へのチャレンジである。 そう決めてから、この春からリサーチと同時進行でエントリー用の着物日傘の創作を開始。 そして、最終的にはタイミングが合う3つのコンペにエントリーをした。 その経緯はこちら。 その第1弾の結果発表(最終選考に残るファイナリストの発表)が、昨日ウェブ上と個別メールで行われた。 「11月1日の発表」とされていたものの、今回の開催国がルクセンブルクだったこともあり、時差の関係で、実際に発表があったのは

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着物日傘/「和」結びの器展@ならまち格子の家出展作品(2019年10月開催)

幸運が舞い降りるリバーレースで夢の日傘を作るミッション☆コンプリート!

「Casa de Paraguas」という屋号で起業をして、今年で8年目。 日傘を見よう見まねで作り始めてからは、7年になる。 振り返ると、色んな方から、多種多様なご依頼を頂いてきた。 その中でも、今回はうれしかった反面、納品まではいつもにも増してかなりドキドキものだったオーダー制作。 というのも、今回のご依頼主は、ファッションやテキスタイル業界の第一線でご活躍されてきたプロの方。 その方は、とても素敵なぼかし染めリバーレースをプロデュースされたテキスタイルデザイナ

11月にコンテストに参加します!

かねてより鋭意制作中だった作品がようやく完成。 その勢いのまま、本日エントリーも無事完了。 あとは11月に作品を会場まで搬入するのみ。 今回はコンテストへの参加を決めてから、構想、完成まで1ヶ月以上もかかった。 柄合わせなどデザインを考えるのに、難易度の高い振袖を選んでしまったのもあり… その分とても面白い作品ができた! 自分史上最高傑作かも!? 作品のキーワード ピンクとグリーンの反対色で、いかに楽しいハーモニーを奏でるか 和と洋の融合 レトロチック

「控えめな、でも芯が強く、ちゃんと主張のある日傘に仕上がっていると思います。」(お客さまの声より)

残暑がまだ少し感じられる9月初旬のことだった。 今年4月にオーダー頂いた日傘を納品した。 オーダーから待って頂くこと、はや半年。 ようやく完成した日傘は、お客さまの思い入れのある紬の着物をリメイクしたもの。 お客さまとは、この春に掲載して頂いた日経新聞の記事をご覧になってのご縁だった。 ありがたいことに、氏名から私のサイトを探して、すぐにお問い合わせしてきてくださったのだ。 半年前なのに、もはや懐かしい感すら漂っている。 2021年4月25日、日本経済新聞朝刊の