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2021年の抱負

2021

あけましておめでとうございます。例年は御嶽山で初日の出を見ながら山コーヒーを淹れるところから1年を始めるのですが、今年は夜間走行がないということもあり実家での年越しとなりました。

コーヒー納めは母の淹れてくれたカルディのコーヒー、酒納めは火弖ルの熱燗。人に作ってもらう液体はどうしてこんなに美味しいのでしょうね。

ご存知の方も多いとは思いますが、2020は共同経営として立ち上げて6年勤めたLIGHT UP COFFEEを退職してTypicaを作った激動の1年でした。食文化のレベルが高い西荻窪の中でどうやったら生存できるか、トライアンドエラーを繰り返して、ある程度自分の想定通りの形で売り上げが立ってきてくれるようになり、良い波に乗れてきているかなと思っています。店は、お客様がいて初めて意味を持ちます。来てくださった皆さま、本当にありがとうございます。

SNSは毎年抱負を書くところからスタートさせています。去年の抱負は「挑戦を形にする」でした。毎年抱負を実行している自分を褒めてあげたい。ビジョンを定めることで選択がし易くなるので1年単位で抱負を決めることは個人的にはいいことだなと思っています。おみくじが凶だったので慎重になれたことも良い選択をする手助けになった気もします。

今年の抱負は「地盤を固める」です。今は正直生活はガタガタで、家で寝る以外はずっと店にいるみたいな状況なので、もう少しインプットの時間が取れる状況にします。第一歩として実家に戻りました。母が店を手伝ってくれているのもあり、コミュケーションが取りやすいのと、家のことを分担できるのでお店のことに集中できる時間を増やすことができます。これは僕個人の考えですが、この先の飲食店はとことん体験を突き詰める少数精鋭チームの店か、合理的なマニュアルを作成して、ITを絡めて広くリーチしていくロジカルチームかの2極化になっていくと思います。私は前者を選択しましたが、それは自分がお店という箱を通じて何を伝えていきたいかによるかなと思います。

今年のおみくじは大吉でした。慢心せず謙虚に学びの姿勢を大切にする2021にしたいと思います。今年もよろしくお願い致します!

Typica
相原 民人

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