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ノートの思い出

ノート。

と、聞いて、思い出すのは、

授業中に、先生の書く黒板の文字を、

ただ淡々と書き写していた、それ。


淡々と、といっても

ノートの1ページ目は気合が入って

ピンとした文字だし、整列してる。

年も上がれば、色も、カラフルに。わかりやすく工夫もしてみる。

が、見返すことは、ほとんどない。


眠たくてしょうがなかった時や

やる気がどうしても起きなかった時や

だいたいそのノートを見たら、その時がどんな状態か予測されるぐらい

わたしのノートの文字は、振り幅が大きかった。


けど、先生の似顔絵や、授業とは関係のないメモ書きは、

わたしのわたしらしさとして、楽しげに残ってる。

そんな、わたしのノートの端っこに書いてたような

ちょっと主役にはなれない

わたしの心のつぶやきを

ここに時々綴ってみようと思います。


美由紀note。はじまりはじまり。

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