「あーっ!またか!」背後の建物が爆発した。飛び降りた先の通りは得体の知らない死体でいっぱいだ。火事場ドロボウ稼業を始めて以来この一週間はサイアクの釣果を記録している。「本当にアンタ、凄腕トレジャーハンターなの?」それもこの生意気なこいつと組んで以来だ。疫病神かなんかに違いない。

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