SFLは人間ドラマだ!! 1

 突然だが、私が昨年からハマっているカプコンの格ゲー大会SFLについて私なりの楽しみ方を記したいのだが、その前に、私と格ゲー、ストリートファイターと私についてぐらいは、まず書いておきたい。毎日書かないけど、日記だし。1とは書いたけど、2があるのかはわからない。

私はそもそも対戦が嫌いな、基本的にオフラインなゲーマーだ。ゲーム対戦が嫌いだったわけではないが、長らくゲームとは離れてしまい、大人になっていたためゲーセンに学生時代に戻って入り浸れるような時間などなく、(もちろん、本気でやるなら、そんなのは言い訳にすぎないのだが。)練習して勝つ喜びを味わうため、格闘ゲームのような対戦メインのゲームにはまることがなかった。

時間がある程度取れるようになり、趣味だった3D好きから、結局はゲームに自分を戻し、P v Pのあるオンラインゲームで遊んでいても、誰かに勝つとかはどうでもよくなっていて、レベル上げとアイテム探しという、「ただの時間つぶし」と、気楽なネット上だけのコミニケーションのためにやっていたので、格ゲーにはまるような要素がない人間だった。負けず嫌いがすぎると、そもそも戦わないと負けないと知ったのも大きいだろう。

一方で、戦闘よりも、格ゲーにも必ずある、登場キャラの設定とか、デザイン、そしてそのキャラを自分で動かして遊ぶ=戦わせれることが楽しく、アクションゲームだけでなく、鉄拳や美麗3D系格ゲーがあれば、だいたい購入、ダウンロードしては、気に入ったキャラのコンボを覚えストーリーモードさえ無理矢理でも攻略できれば、それだけで満足し、後はフォトモードがあるならそれで遊ぶぐらいだった。

グラフィックや設定が好きで、そして、そのキャラをともかく動かせる、というだけで購入する、格ゲーを作ったり売ってる人にとってはよくわからない、あまり参考にならない客だろう。だから私が格ゲーレビューとかしたら、せいぜいキャラデザインのことや、ストーリーモードの話ばかりになってしまう。

いわゆる死にゲーはまだ好きなので(あれはもう自己鍛錬というか、ここで投げ出す自分が許せないという意地との闘いなので、ゲームを楽しんでいると言うより、修練のような気さえする。まぁ、リスクを負わない気楽な修練だが)。 なので一般対戦するだけの操作に問題があるとまでは思わないが。

というわけで固有のタイトルに特に思い入れなど無いが、ストリートファイターは、やはりというか、私にとっては子供時代の思い出のほうが強く、始めて遊んだ格ゲーも、アッポーとかプロレス系は除外すれば、ストシリーズだろう。そして、私にとって忘れられない2つのキャラが、格ゲーといえば、という感じで記憶に刻まれることになった。

おそらくストリートファイターと言えばチュンリーを思い浮かべる人は少なくないだろう。そうだ。間違いなく私はチュンリーというキャラ設定とグラフィックに男の子として惹かれていた。それじゃ、チュンリーを使うのかと言うと、それだけはありえない。私は今でも、女性キャラをゲームでプレイすることに嫌悪感を抱くめんどくさい男性プレイヤーなのだ。

ゲーム世界で遊ぶ上でも、「女性キャラは当然好き」なのだが、ということは、自分がそのキャラになりたいのではなく、自分というプレイヤー(俺の分身)と、そこに存在している架空の女性キャラという、ゲーム世界での関係性は大事なのだ。

つまり私は、チュンリーになって闘いたいのではなく、チュンリーと闘いたい!!! というわけで、SFでの私のメインキャラは、バルログである。これ本当。

そんな私の、オタクな思い出補正込みの、歪んだバルログ愛が、昨年たまたま爆発して、ストリート5にも登場しているのを知り、ダウンロード購入してしまった。

もう6が出たから済んだ話だと思うので、はっきり書いておこう。もちろん私の主観だ。そしてあくまで、キャラデザの好みというだけだが、私のスト5チュンリーへの失望は、ものすごく大きかった。

本当のプロゲーマーの方々とは、全く違うのだろうが、私の甘酸っぱい記憶の中のチュンリーの美脚と、意図的にコミカライズされたような「脚部と尻が巨大発達した、局部マッスルフェチなチュンリー」は、雲泥の差だった。

「噂には聞いていたが、、、、これは、、ちゃんと調べてから購入すべきだった、、、

こればっかりは仕方がない。時がすぎれば人は変わる。当たり前だ。
これはゲーム世界でも同じことだ。わかってたことじゃないか。ずっと同じじゃいられないって、、。

「もう、あの頃のチュンリーは二度と戻らない。」

それをリアルに認識することは辛かった。悲しかった。やはり俺はこのゲームはプレイするべきじゃないと思った。バルログもこれじゃ、戦いがいがないだろう、、、。どうしよう、、、。

だが、CPUの練習相手を選び始めてすぐに、私の笑顔は戻っていた。

「大丈夫、キャミーがいる!!」

というわけで、対戦しないが、自在に動かしたい、CPU相手に無双したい、尻デカチュンリーをまず倒したいということで、まずはバルログのコンボをしっかり練習することから始まる。

Vトリガー??俺の知らない間にバラとかなげるようになってたんだな、、バルログ。でも、バルログは何も変わっていない。
キャラの見た感じ、台詞回しは少なくとも、昔のままだ。ありがとう、、バルログ!!!

でもVトリガーの使い方がいまいちよくわからない。コンボに組み込んだりするんだろうが、、なんだかなぁ、、ということで動画サイトに頼ることになった。「バルログ、Vトリガーで検索と、、、、」

そこででてきたのが、カワノ選手だった。それは本当に衝撃的なタイトルだった。

当然私にとってのバルログは、SF界の頂点に君臨している。事実4天王だし、いつも俺のバルログは、CPUベガだろうが、なんだろうが、勝っているのだから。だからとうぜんバルログのVトリガーも、最強に決まっている


あれ、、なんかもう、、これ以上説明するのめんどくさくなってきたな、、。

というわけで、私のSFLのおすすめの楽しみ方は、まず、出場する各チームの格ゲープレイヤーから、気になったプレイヤーを見つけて、動画サイトなどを丁寧に見て回ることだ。

きっとあなたは、誰か一人のプレイヤーの生き様に興味を持つ。そして、その中で出てくる、他のプレイヤーのことが少し気になる。で、そのプレイヤーの動画サイトなりを見る。それを繰り返していると、格ゲー界の人間関係とか、歴史、彼らの人生が垣間見えてくる。

以下、本当に申し訳ないですが、一部を除き敬称略とさせていただきます。(私は、エンターテイメントの一ユーザー目線なので、敬語は硬苦しく思ってしまうので、、、リアル格ゲーファンの方々には、ごめんなさい、、)

事実私はそうやって、ウメハラという王様を知り、マーダーフェイスときどを知り、ガチくんや、ぷげら、ドグラを知り、立川を知り、2D神マゴさんを知り、、、、ネモや、ひぐちや、しゅーとを知り、こくじんを知り、
しのびずむゲーミングを知り、(いやぁ、もう殆ど全員、出場選手の名前とか、過去プレイは見てしまった、、)

今は、、、心の底から、、昨年もずっと応援してたけど、、、ストーム久保さん(敬語)が大好きだ!!!! 絶対に、、、久保さんには勝って欲しい、、。バルログ動画も当然見たよぉおおお!!。


昨年のSFLは本当に苦戦していたのだけど、、、先日の試合、中堅戦では、ときどを後少しまで追い込んでいた。(そう思う)。なんか、、こぉ、、、最後の最後で、、焦っちゃったのかなぁ、、わからんけど、、、そんな、優しい久保が俺は、男として好きだ!!使用キャラは、、あまり好きじゃないけど、、。

久保さんには心から笑って欲しい。で、また楽しそうに、ぜも、どこか少し恥ずかしそうに、、、着せ替えコマンドの説明とかやってほしい、、。

SFLは、各選手の生き様とか、バックグラウンド、性格(性癖)が、たとえ、演出されたものでも、理解できれば、もっともっと楽しめる!!
今年も、すべての試合、そして試合中のコメント、司会陣のコメント含めて楽しみにしてます。 (もっとも、、勝ち負けも当然大事なんだろうけど、、視聴者にとっては、勝敗を超えた、胸熱なストーリー性がSFLにはあると思うんだ、、)うん、それがいいたかった。満足した。








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