大阪を博打産業に売り渡したゴロツキ共
真っ当な成人なら誰でも、覚醒剤と同じで、博打やギャンブルとはなるべく離れているべきと考えるだろうし、仮に自己責任で遊ぶにしても、わざわざ依存症対策のための費用を税金で支出するぐらいだから、なるべく遊ばないほうが好ましいと、自分の近い人達についてなら、誰でも考えるはずだ。
もしも、ギャンブルが趣味だという人も、それを本当に親友や家族に、たとえば自分の子供に、愛する人に勧めたりしないだろう。すなわち、ギャンブル=博打で遊ぶ人間など、可能ならば、本当は少なければ少ないほどいいと誰でも考えるはずだ。
だれでも考える、本来なら目指すべき姿と全く真逆の事を、大阪という自治体と、日本という国家が一体となって推し進めたのが、この大阪IRである。
すなわち、今後何十年も、大阪市民、府民は、大阪IRが当然成功し、それがもたらすであろう経済波及効果に期待し、頼ることになる。そしてその大阪IRが経済的に成功するためにはIRの成功=すなわちカジノという博打がどれだけ集客し、どれだけ多くの客が遊び、掛け金を支払い失って、興行主が儲かる、つまりギャンブルがもたらす様々なデメリットが最大化されることを期待することになる。
麻薬産業に経済を頼る国は、麻薬産業を絶対に壊滅できない。軍事産業に頼る国や自治体は、ぜったいに軍事産業から抜け出せない。それは例えば、基地問題や、原発問題と完全に同じ構図であろう。
今、維新というゴロツキ集団は、大阪に、自分たちの子供の、そしてその子ども達と何世代にもわたる負の遺産=外資による博打産業に経済を牛耳られる自治体を、残すことに成功したのだ。
これを決定した大人たち、推し進めた大人たち、それに賛同した大人たちは、まがうことなき人間のクズ、極道そのものである。それを否定しごまかすクズ共を、然るべき地位から完全に追放しても、この負の遺産、博打産業からは逃れようがない、いわば、悪魔との契約である。
もう誰も、カジノのない大阪を取り戻せないのだ。大阪の市民、府民、およそ全ての成人は、心の底から、真のゴロツキ共に地方行政を任せたことを恥じるべきだろう。
モラルなき経済至上主義、つまり腐った拝金主義は、人も自治体も国も、どこまでも劣化させていくのだ。そんな自治体の未来など、素晴らしいわけがない。何がいのち輝く未来だ? いい加減にしろ、人間のクズ、詐欺師ども。