配信用PCを新調した(ノートPC→自作)
経緯
以前から2PC配信をしている私ですが、配信用PCはこれまでノートPCを使っていました。
ただ、ノートPCとマイクの位置が近くて、ファン音がうるさい&めっちゃマイクで拾ってしまうという問題がありました。
今まではノイズカットのプラグインとかで対応してたんですけど、PC自体が年数経ってきたのと、あと前から興味あった「小さい自作PC」を組みたくて今回新調しました。
my new gear…
新PCの構成はこちら。
CPU:Ryzen 5 8600G
マザボ:GIGABYTE A620I AX
メモリ:CFD DDR5-4800 / 16GBx2
SSD:Samsung 990EVO / M.2 / 2TB
CPUクーラー:Noctua NH-L9a
ケース:InWin Chopin MAX
OS:Windows 11
今回の私の要件(欲求)としては、
1. 小さいPCを組みたい!
2. Ryzenを使いたい!
3. 配信用として最低限耐えられるスペック
という感じでしたので、ケースとCPUをベースに構成を選択しました。
Chopin MAX vs DeskMeet X600
いつもパソコン工房でパーツを探すんですけど、店頭にChopin MAXというケースを使って組んであるサンプルが展示してありまして、ケースに一目惚れしてしまいました。
ただ、Chopin MAXは電源が選べず、専用電源200Wのみ。
グラボも当然乗りません。
CPUクーラーも54mm高のものまで。
対応マザーボードはMini-ITXなので、これまた選択肢が狭い。
そこで店内をウロウロしていたところ、おれたちのASRockからベアボーンのDeskMeet X600という存在を知ります。
※ベアボーンという存在自体始めて知りました。
ベアボーンは、小さいケースでマザーボード備え付け、ものによってはCPUも備え付けで、残りのパーツだけ選んで差し込めば使えるという半自作みたいなキットのことのようです。
DeskMeet X600もかなり小さいケースで、電源はBRONZEだけど500Wあり、20cm以内の2スロット占有グラボなら積めるという点がChopin MAXとの差別化ポイントでした。
検討中、Chopin MAXはIntel CPUのリテールクーラーがちょうど収まるサイズになっているからIntelでi7 14700も良いかも、という店員さんの悪魔のささやきもあり、死ぬほど迷った(2日間にかけて、合計12時間くらい迷った)んですが、結果として上記の構成におさまりました。
Chopin MAX & Ryzen 5 8600Gにした決め手
決め手なんてものはないんですが、強いて言うなら……
DeskMeetにした場合結局マザボ備え付けベアボーンなので、次にIntelにしたいと思った時にまたDeskMeetごと買う必要がある
Chopin MAXなら、数年後に中身を一新する場合でも電源さえ元気であれば、ケース流用してIntelもAMDもどっちも選べる
どっちにしろ電源周りはどちらも専用電源なので不安があるけど、メーカーサポートがChopin MAXは3年でGOLD認証、DeskMeetは1年でBRONZE認証ということで、サポート年数はイコール商品の耐久性だと思うので、電源面では200WだとしてもChopin MAXの方が優位と判断。
CPUはやっぱり元々自分の好奇心でRyzenを使いたいという気持ちを大事にしたい、たぶん後悔するから
配信PCなのでVOICEVOXに棒読みちゃん、ボイチェンソフト、OBS、VSeeFaceやVTubeStudioなどのモデル再生ソフトという重めのツールを複数起動する都合、マルチコア性能が強いと言われているAMD RyzenでIntelとどのくらい違うのか試したい
Intelでi7 14700とか使うんだったら、ミニPCじゃなくて普通にタワーケース使ってガッツリしたスペック組んだほうが良い気がする、価格に対してスペック持ち腐れる可能性を考慮
Ryzen 5 8500G、8600G、Ryzen7 8700Gでも迷ったが、8700G買うくらいなら正直i7 14700買いますという話だし、8500Gは安いがマルチコア性能でいうと心許ない(マルチコア性能を試したいという要件に合わない)ので、価格的にもほどほどでコアはちゃんとZen4コア(ベースクロック4.3GHz)を6個積んでいる8600Gが一番要件に合うと判断
CPUクーラーはやはりNoctua最強らしい
クーラーもそもそも54mmまでなんで選択肢がまずほとんどなかったんですが、色々調べたりTwitterでアドバイス貰ったりすると、やはりNoctuaが純粋に最強ということがわかりました。
フォロワーさんの検証記事(これがほしかった!)↓
アイネックスのクーラーとかと比べて価格的には倍くらいしますけど、Chopin MAXはエアフローとしてCPUクーラーしかないので、CPUクーラーの手を抜くと恐らく死んでしまう。
なのでそこは妥協せずに最強を買いました。
Chopin MAXの200W電源に注意して構成する
200Wって構成もクソもないんだよね。
CPUは必然的に、省電力タイプのTDP65W系かつグラフィック内蔵になるので、Ryzenでいうとちょうど最近でたっぽい8500G、8600G、8700Gから選ぶことになる。
先述の理由から8600Gにして、あとは正直ほとんど何も積めない。
ストレージをどうするかという話で、M.2を1枚と、一応電源のケーブルとマザボ的にはSATA1本までならいけるんで2.5インチSSDとか積めはするんですけど、やめとこう……という感じ。
組み立て
小さいから楽かなと思ったけど全然そんなことなかった。
Windows 11 セットアップ
ノートPCからデスクトップにしたということはディスプレイやキーボードも必要になり、キーボードは余ってるの使ってますがディスプレイは安いやつを追加購入……
キーボード平置きはすごい打ちにくかったので台とかも買ったりして、PCの中身もデスク周りもまとめてセットアップ
Windows11は元々Microsoftアカウントが必須で求められるという情報は予め持っていたので、そこは驚くこともなく。
元々プライベートではMicrosoftアカウント連携はさせていたので、問題は出ませんでした。
既存のPCの設定を引き継ごうとしたので、そこだけ新規PCとしてセットアップするように選択。
基本的には問題なく諸々導入できました。
うまく動かないのは、現状もうソフト自体がダウンロードできなくなっている画像付箋ソフトのSETUNA2くらいか?
ただ、OBSだけ問題が発生中……(進行形)
原因がWindows11にしたからなのか、Ryzenとの相性なのか、他のプラグイン系で悪さしてるのがあるのか、まじでわからない。
旧環境の設定をインポートするともうダメなので、諦めてイチから設定し直して解消するかを試します。
Windows11は見た目や設定もかなり色々変わっていてなかなか慣れないですが、基本機能の面で言えば特に不自由はないです。
ただ、自分で入れたツール類、特にランチャーアプリとしてよく使っているfenrirとかの、exeファイルをWindowsが勝手に消しやがるという問題はありました。
クソすぎる。勝手に操作するな。ウィルスかよお前。
解決策としては単純に、勝手に操作されたくないフォルダ単位でWindowsDefenderの例外リストに登録するのみ。
特に問題はなかったんで役に立つ内容はないかもだけどここまで読んでくれた方いたらありがとうございました。
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