必要なモノだけ持つ。生き方が変わる。

2年前に必要最低限のモノだけ残して、他のモノはぜんぶ手放した。

した事は「捨てた」だけ。
なのに気分スッキリ、ついでに頭の中もスッキリしていた。

まず、仕事のやり方が変わった。

考えても仕方ないことをぐるぐる考えたり、「慣例だから」と無思考でこなしていたことを一切やめた。

角が立たないように代案を立てたり、「これって本当に必要ですか」とズバリ聞いてみたりして、少しずつムダを削っていった。

プライベートも変わっていった。

「やらないこと」を決め、自由になれる時間を増やした。

行きたくないお誘いは全カット。

ファッションは流行りを追わず、本当に自分が着たい服だけを着るようにした。

普通、これだけマイペースに生きようとすると誰かから反感を買いそうである。

でも脳みそから要らないものを出し切った私にとっては大した問題ではなくなっていた。

要らないものには「見栄」や「他人の目線」も含まれていたからだ。

以前の私なら周りの目を気にして、嫌なことも我慢していただろう。

「世間がこう言ってるから」と、浅い知識に従って頭の悪い人間のままだっただろう。

世間がどうであれ、自分が信じたものだけを大切にして生きていく。

モノを手放しただけ。でも怖がらずに自分軸で生きられる図太さを私は手に入れた。

たかがモノと侮るなかれ。あなたが何気なく持っている持ち物は、あなたの生き方に繋がっている。