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信用は資産になる【信用2.0 堀江貴文著】
信用こそが「最も貴重な資産」だと堀江貴文さんは言う。
信用があれば、やりたいことができる可能性が高くなる。
何かに挑戦して、成功する確率が高くなる。新しい世界が開ける。ひと言で言うと、楽しく充実した人生を送ることができるというわけだ。逆に信用がなければ、そうした人生を送ることが難しくなる。
ホリエモンのいう「信用」は、資格や貯金額、勤め先の肩書きといった従来の信用とは違う。
人間性や知識、経験など目に見えないものに価値があると言っている。
以前はお金や車、家などのモノを所有している人が信用が高かったが、今はそうではない。
むずかしい時代になりましたね。目に目えないものに価値があるとなると、努力だけじゃダメで、頭使って行動しなくちゃいけない。
「じゃあ、どうやったら信用って増やせんのさ?」と疑問に思いますよね。
ホリエモンは自信をもつことだと言っています。
無形資産を増やすために何よりも必要なもの、それは「自信」だ。
つまり、目に見えない価値を「自分が信用できているか」が大切になる。
自分に自信をもつって、ハードル高く感じる人もいるのではないだろうか。
気弱な私は、自分になかなか自信が持てないでいる。そんな人間に、ホリエモンはやさしく厳しく的確にぶっ込んできた。
ぼくに言わせれば、自信が持てない人というのは「注意力が足りていない」のだ。
健全な自信を持っている人と、いつまでも自分に自信がない人とのちがいは、成し遂げた成果の「サイズ」ではなく、自分で決めたことをやり遂げた「回数」である。
ハリウッドでオスカー取ったとか、宇宙飛行士になれたとか、みんなに認められる偉業ではなくて、もっと小さなことでいいのだ。
自分なりに目標を定めて、それに挑み、成果をあげる。
たとえば、2024年にしたい10のことで書いた「10.noteを毎日書き続ける」ことができたとき、私は健全な自信をもつことができるんだろう。
そうやって積み重ねた成功体験でオーガニックな自信をつける。
そしてその自信を持って、実力以上の仕事を「できます」と即答して引き受ける。覚悟を決めてやり遂げるために必要なことをこなす。これを続ける。すると信用が貯まる。
…なかなか険しいですね。
無思考でいては、資産を築けない。
サラリーマンのように仕事を与えてもらうのではなく、自分で作って成功を積み重ねていく。
上司の言うとおりに頑張っていれば信用を稼げる時代は終わった。
自分で考えて行動して積み上げた信用は、きっと私たちの宝になる。
大変だろうけど、目に見えない価値を積み上げるほうがぜったい楽しいよね。
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