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闇に染まりし、輝く御霊

長年大好きな都市ボーイズの はやせやすひろさんが出版された、闇に染まりし、闇を祓う

先週やっとこさ、読破しました。
発売日が発表されてから、すぐにAmazonで予約してたのに引っ越したからか前の家に配達されて、取ってきたものの読むタイミングを逃してたというか。


 というのも、9月に北海道にお葬式で帰った際に空港で直感で買った本があったが、飛行機で読み始めると眠くなって読めない…

また違う日は、気が乗らずに本を閉じる…と
とにかく、なんか読めない。。

と、読み進めなくて放置してた本がありました。

気持ちが入らないのに読むのは失礼なので
そういう時は読みません。売ろうか?とも考えました。
そしたら、11月にその本を書いた人とは知らずに
偶然に著者とお友達になりました。
名前も違うから、気がつく訳もありませんが。
一緒にいる時に途中で、ひょんなことで本を出されてる事に気がついてビックリしたもんです!
帰宅したら、一気に本を読み出して1時間くらいで読み終わりました。こんなに人が居る関東で、なんと云うご縁なんでしょう。。

本を読むタイミングすら、決まってるのか?!と感じながら、はやせさんの本もギュッと通勤電車の往復2時間で駆け抜けるように自分に取り込みました。


はやせやすひろ  さん

はやせさんは呪物コレクターとしても有名だが、オカルト・都市伝説好きな人の間では怪奇ユニット 都市ボーイズ ・はやせさんとして、相方の岸本さんとコンビで好き!って方も多いと思う。
都市ボーイズのお二人は放送作家の学校で出会い、お二人は現在も放送作家さんとしてお仕事をされてる。

はやせさんは事故物件に住み、呪物に囲まれながら奥様と暮らしてる。

今回の本に綴られた6つのエピソードは
はやせさんといえば! の、猫ちゃんの呪物から
不思議なものに取り憑かれた男の子の話、呪いの神棚や、"ありがとうございます"が怖くなる話まで
印象的な6つのストーリーが綴られたのが本書。

私が決定的にこの人スゴい!! って思ったのは蠱毒(こどく) 呪いを飼う儀式のエピソード。
今回その儀式事態のエピソードはないが、舞台となる
呪いの合う村の話はある。

呪い合う村のエピソードをYouTubeで公開した後に…、そのお村のお寺の方に、呪いを飼ってみない?? 呪いと犬は一緒だよって言われて、参加した一連のオーディション?!みたいな、想像出来ない長い長~い一夜の話が凄かった。
犬と呪いが一緒??
儀式の破天荒さにビックリだけど、はやせさんもなんて人なんだと衝撃しかなかった!

はやせさんは他にも奇祭に参加してみたり、意外とギブアップしたりするのも、海外旅もホントに面白い。
あんなヘビーな蠱毒を飼う儀式をやってるのに、なんでこれはギブ?!するのって事もあるし。

男性としてとか、そういう視点じゃなくて
人間としてなんて優しく愉快で、毒舌も鋭く、ユニーク!! で面白い人なんだ~✨ってお世辞抜きで思える ランキング世界第一位なんじゃ?と思ってる。(ほめすぎ?!) んでもって、めっちゃピュア!

奥様のエピソードもとても素敵で、不思議でいいなぁ~って思うから いつか奥様の本も出して欲しい。
私が人生で一番見て号泣した、アラーキーの写真集くらい、愛に溢れたものを創れる人だと思ってる。
それが、はやせやすひろさんだ。

 闇 

自分が綺麗事だけじゃなくって、ちょいとカオスな環境で育ったのもあるから、はやせさんを素敵に感じるのかもしれない。
私の闇をこないだ、とある人に久しぶりに投げたら

重っ!! て言われた😂😂
笑ってくれて嬉しかった。笑ってくれてたのかな?

それくらい、私はもう自分の人生の絵があったら背景とかの真っ黒でビリビリに、紙が破かれたところにコールタール落とされてガチガチに固まってる箇所だけど。
いまはそれを客観視できて、そんなことも有ったのね~くらいに思えてる。

が…悪いけどopenには私の真っ暗闇については未来永劫、迷惑をかける人が出るから書けない。
もっと辛い人もいると思うから、私の経験はなんてことはない。

はやせさんが取材された人の中には、抗えない運命のなかにそれを認めて戻る人もいたり。呪物ちゃんたちも完全に懐いてるわけでもない子達も居るけど、まるまる受け入れてるのが、ご夫婦ともに素晴らしいって感心する。

光は闇と背中合わせ

私のまわりには、多少なりとも不思議なことを感じるタイプのお友達がいる。いろんなタイプがいるんだが、一時は綺麗なものだけ見えた方がいいよって言われたけど、よーーく自分に聞いてみると自分の心は恐いものもすべてみてみたい! だった。

オカルトについては、誰も師匠がいなかった同然だから能力ある方に出会ったら、答え合わせの質問をする。
だいたい、疑問に思ってたら聞かなくても数日以内に答えが様々な形で頂けるので有難い。

映画のイベントではやせさんがトークゲストで登壇されたときに、初めて生のはやせさんをお見かけした。
その時に、祝いも呪いと同じだと話されたのが印象的だった。自分が祝われる事を願うとき、誰かを蹴落とすこともある。

表裏一体で、呪物や心霊現象、怪異も本当ならこうでありたかった…という幸せになりたかった念があるから、生じる事例だとも解釈できる。

光と闇、どちらも包み込める才能があるから、闇っていうプールをワクワク泳いで染まってくんだろうか。
はやせさんの世界に触れると、怖いことが怖くなくなる気がするし、視点が変わる。

私は絵を描く時に、必ず暗い色を落とす。
意外と沢山、ふわーっと落としてく。
絵に奥行きや深みが出ないから。
水墨画も白い紙に真っ黒な世界を入れて創るのが好きで筆を走らせる。

闇ははたして、本当に闇なんだろうか?
光の一部??
はやせワールドに行ってみると感じられるかも!

ちなみに、私のアイヌの曾祖父は 祝(いわい) さんという名前でした。呪われたのに祝…。
最近、母とその話をして思い出しました。

追伸

都市ボーイズさんや、はやせさんのイベントはとにかく人気でなかなか当たらない。なので、たまにお邪魔させて貰ってたが、先日初めて、はやせさんご本人とお話をさせて頂いた。

ちょっとの間ではあったけど、ダークな話のときに言葉を選んで、出そうとした言葉を ぐっと胸にしまわれた瞬間を感じた気がした。これは言葉にしちゃダメだって、呑み込んだ気がした。

その時に、この人ホントに根っこが優しいんだな、頭もイイし思慮深いなと。違うかもだけど勝手に感じて

2人で うん。って無言で頷くいた。

感覚が凄い人は、はやせさんから触手みたいなもんが出てて触れないし近づけない人も居るそうだが、私は全くそうは思わず。
手が震えちゃうくらい嬉しさがこみあげた。
凪の私が人と会ってこんなに喜ぶのも、震えるのも珍しいし思い出してもオーラみたいなもんが喜んでる。
スエットロッジに入ったとき位、元気になれたし。

私の呪いもまだ残ってるのかしら?!  

夏にお見かけした時より、なんだか、はやせさんの持ってる感覚がキレイに軽く白っぽくなったように感じた。
私の直感で感じてることだから、他の人に言わせると違うのかもだけど。

仏像彫刻の師匠の先生といろんな話をメールでも対面でもするのだが、私に感化されたのか?!
最近呪術とか、そっちらへんの本ばっかりを図書館で借りて持ってるので、はやせさんの本をプレゼントしようと思います! 
先生にメールする用事が有ったから、こんな人に会えましたよ~って話したら、74歳の先生ワクワクしてました。はやせさん 有難うござりまっす!!

はやせさんは、今日も闇をに染まって
そのストーリーを受け止めることで何かが報われて
きっと、夏目友人帳の名前を還すときみたく
何かが浄化されればと願ってるのかなと。

呪いを飼う儀式のLinkを下に貼ります~
気になる方は是非とも!

浄化のイメージ。
私の雅号は 耀心 Malama ハワイ語で月 などの意
闇で輝く月が好きです


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