フランス人夫の配偶者ビザ申請とリヨンの街での出来事など

みなさん、こんにちは、たみです。お元気ですか?

先日、在留資格認定証明書が手元にやっと届きましたので、

管轄内の在リヨン日本領事官事務所に行き、フランス人である旦那さんの日本人配偶者ビザを申請してきました。

と、その前に、ちょっとびっくりしちゃったことがありましたので、それだけ先にシェアさせていただいてもよろしいでしょうか?

リヨンは、フランスの食の都と言われるくらいに、美味しいレストランや有名なシェフさんがいっぱいの美味しい街であります。

歴史的に、お料理のほかにも絹織物業が盛んだった芸術の都でもあるので、いろんな素敵で芸術的な布とか作品に出会えたりするのも素敵な街であります。

先日は、le Salon de tissuと言う、布の市場が大きく開かれていたと思います。うちのお義母さんがお友達と毎年訪れています。

また旧市街の街並みがとても美しく、フルヴィエールの丘に建つ壮大な大聖堂から見渡せる景色は圧巻です♡

リヨンは接客のマナーが素晴らしく、その影響からか、新市街のお店の対応も礼儀正しいことが多くて、感じが良いです。

とにかく、好印象の大都市なのですが、

今回は、旦那さんの配偶者ビザを申請した後に、引っ越しの段取りや、まだまだ続く家具や電気製品の売買のことなど話し合いながら、

また、まだまだ日本にもっていくものと、フランスに残していくものなどがはっきりしなかったりで、、、

(特にお台所製品。ココットとか、お鍋類は重たいうえに大きいので、日本に戻ったら実家からやり直す私たちがお台所用品まで持って帰ったら、両親は迷惑だろうな、、、と思って)

その上、

旦那さんの人生初となるスマートフォンを購入するなど目的があって、

(やっぱり家族と友人に近況をいつでも知らせられるように、と優しい選択でスマフォを買うことを決心してくれました!旦那にとっては、本当に悩みに悩んだ末の決断だったらしい!人それぞれ。。。人生いろいろ。)

頭の中が忙しくて、いろいろ考えながら、会話をしながら、いろいろ決断をしながら

歩いていたわけです。

しましたら、何と異国情緒あふれる回教徒さん(イスラム教系)達の住む界隈に出てしまったではありませんか!

友人や同僚たちの中には、回教徒さんもいるので、差別意識は全然ないのですが、平日の昼間にあれだけの人口の回教徒さんが道端に座っていたり、お話ししあったり、モノを売り買いしている光景をみると不思議な気持ちになります。

今、働いている人を除いての人口だろうから、かなり沢山の回教徒さんがリヨンに住んでいることになる。

私も旦那さんも色黒ですし、うちの旦那さんは特にレユニオン島出身のご両親の息子さんだから、エキゾチックなので、特に目立ったりしなかったんだけど

なんだか、人様のエリアに踏み込んでしまったような気持ちになってしまいました。

そういえば、フランスの「街」と言われるくらいの大きさになる場所って、必ずこういうエリアがありますよね。

南仏に住んでいるときも、ペルピニャンに大きな回教徒さんたちのコミュニティがあったもんね。

私は、ペルピニャンのイスラム教系の皆さんには、すごく良くしていただいていたので、良く訪れていたけれど、知らないでこういうエリアに入ると一瞬ぎょっとなるのも正直なところ。

小さな地域にぎゅっと圧縮して住んでらっしゃるのは、大家族で生活をする習慣が今も残っているからなのだろうな。ほかにもいろいろ事情をお察ししますが、控えさえていただきます。

どちらが良いとか悪いとかいう話ではないのですが、これから日本でも見られる光景に将来なるであろうことは否めないなって思いました。

さてさて、その界隈を出たところで、人の叫び声が何度も聞こえてくるので、旦那さんとその方向に視線を向けてみると

なんとアジア系のおばさまが、お尻をぺろっと綺麗にズボンから外に出して、人様にお見せしながら、叫んでいるではないですか!

かなり衝撃的な出来事で、私は大変大変びっくりしてしまいました!

でも、リヨンに住む皆さんは、このような光景は見慣れていらっしゃるようで、皆さん何もなかったかのように通り過ぎていきます。

こういうのって、世界中で観られる光景だけれど(もちろん、日本でもきっとありますよね)、私にとっては、毎回が衝撃的な出来事として映ります。

とてもショックを受けてしまいます。

あのような状況に至るまでのストーリーを思うと、切ないですよね。

こういう方に出会ったら、そりゃぁ、大変びっくりするけど、温かい気持ちで、それまでに起こったその方の人生を思って、やり過ごすしかないよね。

さてさて、ビザ申請の話に戻りますが、

ビザの申請には、

申請者本人のパスポート(我が家の場合はうちのフランス人夫殿)

申請書 (顔写真張り付けしたものでないと却下)

在留資格認定証明書

以上のものが必要になります。

受け取りは、直接伺うことにしました。

(本人以外も委任状を託すことで受け取ることが出来る)


ビザ申請に関しましては、在留資格認定が下りていれば、余程のことがない限りは、受理していただくことができます。

在リヨン日本領事館事務所の場合は1週間で発行されます。

各お役所によって、その日数は異なるそうなので、お問い合わせをした方がベターです。


パリの日本大使館は受付は午前中のみらしいですが、リヨンの場合は一日中受け付けてくださいます。(2019年11月現在)


窓口の女性スタッフさんは、とてもやさしく丁寧な日本人女性で、フランス語も流暢で、本当に素敵でした。かっこいいよね。

毎回、リヨンの日本領事館の皆さんは、感じが良くて、恐れ入ります。

分からないことなどをお聞きすると、丁寧に返答してくださり、その上、大変でしたね、とか、頑張ってくださいね、等とねぎらいの言葉もくださるのだ!


有難すぎます!

本当に学ぶことがたくさんあります。


そして、最後にとても重要なこと!

在留資格認定書を申請するときの

質問第12項目の入国予定日 という欄。

多くの在留資格の情報ページには、許可が下り次第 と書くと良い的なことが書いてありますが、これは危険です。

少なくとも私たちの場合は、これでは、日にちの計算が合わなかっただろう。

というもの、入国管理局の皆さんは、この入国予定日をみて、在留資格の認定を許可する日付を決定するという優しい対応をしてくださるのです!!!

ですから、許可が下り次第 と書いて都合がいいのは、いつでも日本に入国できる準備が出来ている皆さんだけなのです。

私たちの場合は、まず旦那さんが12月末まで仕事を辞められなかった。

私も10月までは派遣会社との契約があり、仕事を出来る状態でいなければいけなかったのです。

日本の両親にお願いして申請書を提出してもらったのが9月半ば。

通常、大抵2か月で審査が通り、許可が下りるという在留資格、込んでいる時期は3か月かかり、空いている時期や入国管理支所は1か月で許可が下りる場合もあるという。

在留資格認定証明書は、認定された日付より3か月以内に

①配偶者ビザを申請して、配偶者ビザを取得し

②日本に入国しなければ無効になる。

9月で最短の10月1日に認定書を手に入れた場合、私たちの場合は急ピッチで引っ越し準備をして、1月1日には日本に入国していなければならない。

なので、絶対無理。

でも、審査に時間がものすごくかかった時のことを考えると、9月には申請書を提出したい。

何しろ、秋は混む時期と言われているのです。だから、心配で。

そこで、私たちは自分たちが日本に入国するのに都合のいい2020年1月15日と入国日を記入しました。

すると、入国管理の審査の方が入国予定日に余裕を見て、2月1日までに日本に入国すればよい11月1日付の在留資格を出してくださいました。

これが一か月早くても不可能だったし、これが2週間早くても、ギリギリ過ぎてプレッシャーがかかるしで、本当にちょうどいい加減の日にちを設定してくださったのです。

これから、在留資格認定書を申請する方に申し上げたいのは、入国予定日は、ご希望の日付を正直に心を込めて記入するということです。

急いでいらっしゃる皆様におかれましては、コールセンターに連絡してご質問したうえで、日にちを決定されるといいかと思います。

審査が通るご夫婦であれば、入国予定日に合わせて、計算をして在留資格認定書を出してくださいますから、そうなさってください。

在留資格認定書に関するお問い合わせのコールセンターも皆さん、とても親切で、いろいろ教えてくださいますので、いろいろ質問を書き留めて、細目に質問されるのが良いと思います。

同じ質問でも、また疑問に思えば、その都度お聞きした方が良いと思います。

ご自分で決して、自己判断なさらずに、ご相談されたほうが、確実に認定書を受け取る早道になると思います♡

申請書を提出するタイミング、在留資格認定書を日本の両親が受け取り、こちらに送るまでのタイミング。こちらでビザを申請し、受理するタイミングなど、全て一緒にコールセンターの方が数えてアドバイスしてくださいました。

質問は具体的であればあるほど、具体的な返答をいただけます。

モヤっとした質問にならないように、ご注意されて、これから申請する方、どうぞ頑張ってください!

余裕が出ましたら、全ての情報をアップデートしますから!

なかなかできなくて!きゃー!!!

家中のものを本当にどうしよう!!!

それでは、みなさん、良い一週間をお過ごしください♡

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?