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デンマークの交通事情・電車バスの乗り方

Hej🇩🇰


最近、陽が沈む時間が早くなってきました…


8/6 21時くらいのサンセット

夏の終わりが近づいているのを感じ、少し寂しい気持ちになります。

でも、まだまだ過ごしやすい気候なので
みんな海で泳いだり、バーベキューしたりで夏を満喫中☀️

私も学校の人とバーベキューしました!


さて今回は、デンマークの交通事情についてお話ししたいと思います。

個人的にかなり役立つ情報になるかと思いますのでよかったら最後まで読んでくださいね!



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◾️デンマークの交通事情


前回の記事でも触れましたが、デンマークのバスや電車の治安は良く、システムも日本に似ています。

バス・電車は基本的に時間通りですが、たまに遅延することがあります。

そのため、行先でバスに乗り換える際は注意が必要です。
電車が遅れてもバスは待ってくれません😂

実際に、コペンハーゲンから学校へ帰る際に電車が遅れてしまい、バスに乗り換えができず困ったことがありました。

その時は、たまたま学校近くに住んでいる知り合いが一緒に乗っていて、タクシーを呼んでくれたので無事に帰ることができました🥹

バスに乗り換えがある方は、特に注意してくださいね!


◾️ 乗り方はカード、アプリ、切符の3種類


DSBの電車内(メトロは前回の記事の写真)
バス車内

デンマークの公共交通機関には、ライセコート(Rejsekort)、アプリ、切符の3つの乗車方法があります。

基本的には、ライセコート+アプリ、もしくはアプリのみで利用することが多いです。

短期間の滞在であれば、アプリがおすすめです

= ICカード(ライセコート/Rejsekort)


ルームメイトのを撮らせてもらいました👌


ライセコートは、Suicaのようなチャージ式の交通カードです。

駅やバス停に設置されている青いボタンのような端末にタッチして利用します。

ピコン、と音が鳴る

メリット
- 他の方法よりも安くバス・電車に乗れる
- 毎回切符・アプリを開く手間が省ける

デメリット
- デポジットが必要で、常に70DKK以上チャージしておく必要がある
- カード発行に費用がかかる
- チャージする手間がある(駅に機械があります)

頻繁に公共交通機関を利用するなら、ライセコートはかなりお得です。

長期滞在の場合は、ライセコートの利用をおすすめします。


= アプリ (DOT, DSB, Rejseplanen)


私は今回の留学でライセコートを購入せず、主にDOT、DSBアプリを利用しています。

アプリの場合、購入時に発行されたバーコードを駅員さんが見にきた場合にだけ見せればOK

バスは乗車時に見せて乗れば大丈夫です。

DOTはバス、DSBは電車って感じです。

DOTはどちらでも使用できますが日付/時間指定ができません。

DSBはバスも買えますがオレンジチケットは電車のみです、それから日付指定で買っとくことができます。

※DSBは最近までバスは使えなかったらしいです

デンマークの人はみんなライセコートを使ってるので、聞いてもアプリの情報はあまり知らなかった😂

なので今はDSBで完結するけど、乗り放題のイベントはDOT入れておくと使えるよって感じですね👌

メリット
- オレンジチケット(DSB)のような事前購入で安くなるチケットがある
- イベント時には格安で乗り放題になるチケットが購入できることがある(DOT)
- カードを持たなくて良いので身軽

デメリット
- 安いチケットを事前に購入しない限り、正規の料金がかかる
- DOTアプリは日付指定ができないため、直前での購入が必要
- 電池切れの場合、チケットが利用できなくなる

Rejseplanenアプリは、経路検索と同時にライセコートやDOT、DSBのチケット料金も確認でき、そのまま購入サイトに飛べるので便利です。

駅名を入れて、日付や時間も指定できます
何分かかるか、どこ行きなども見れます


= 切符


切符は駅の券売機で購入できます。

言語設定を英語に変更できるので安心ですが、デンマーク人の多くはカードを利用しているため、旅行中であればアプリの利用がおすすめです。

初めて空港に着いた時、ホテルまでの駅は切符を買いましたが
よく分からなくて近くの人が手伝ってくれました😂

アプリは日本でカード登録しておくことができるので、アプリの方が楽だと思います。


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◾️ ゾーン制の運賃と乗り方


コペンを中心にしたゾーン01-04

デンマークでは、ゾーン制という仕組みで運賃が計算されます。

最低運賃は24DKK(約500円)からで、バスも電車も同じ料金です。

ゾーンの計算は、アプリで経路を検索すれば自動的に行われるため、Rejseplanenで駅名を入力するだけで簡単に運賃がわかります。

なのでゾーンを覚えるみたいなことはする必要なないです、画像のエリアを散策したい場合はシティパスのスモール(01-04)で足ります。

ルイジアナ美術館など少し離れたところを散策したい場合はそこを含めたシティパス、もしくは検索した運賃を支払えば必要なゾーンを買えます。

また、DOTアプリでは、イベント時に01-04ゾーンを30DKKで半日乗り放題になるチケットが販売されることがあり、お得です。
(日付指定でこのイベントチケットは買っておくことができます!)

普段あるシティパス(1日乗車券)もゾーン幅によって金額が変わりますがお得になります。

シティパスを購入する前に、DOTアプリでイベント情報を確認することをおすすめします。

DOTのチケットは電車もバスも利用可能で、チケットのバーコードが有効な限り、ゾーン内を自由に移動できます。


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◾️ DSBのオレンジチケットで電車代を節約


赤が正規価格、青がオレンジチケット価格(前売)

デンマークの公共交通機関は運賃が高いのですが、オンラインで購入できるオレンジチケットを利用すると、かなりお得に電車に乗れます

たとえば、私が通っている学校までコペンから往復すると、正規料金で244DKK(約5,234円)かかりますが
オレンジチケットなら最安値で104DKK(約2,231円)で利用可能です。

さらに、オレンジチケットにはキャンセル不可のものと、30分前までキャンセル可能なものがあり、後者は少し高めですが便利です。



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◾️まとめ

☑️デンマークのバス・電車は日本同様の雰囲気
☑️遅延することがあるので、バスへの乗り換えがある場合は最終の1本前で帰るのがおすすめ
☑️ICカードRejsekort / アプリDOT,DSB / 検索アプリ Rejseplanen
☑️短期旅行ならアプリ、長期または再訪するならICカードがおすすめ
☑️日本の乗換案内アプリ=Rejseplanen
☑️DSBアプリでオレンジチケットが買える
☑️DOTアプリでイベント時に安い乗り放題チケットが買える
☑️DSB,DOTともにシティパスもアプリで買える(バーコード持ってるだけになるので切符より楽です)
☑️改札がないのでICカードは青いボタンが改札代わり、アプリと切符は駅員さんが来ない限り持ってるだけでそのまま乗って降りる
☑️デンマークはゾーン制


デンマークの交通システム、ゾーン制が少し難しく感じるかもしれませんが
一度慣れてしまえば簡単です。


ぜひ挑戦してみてくださいね!


次回は通っている学校についてお話ししたいと思います。


それでは、Hej hej👋

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