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雪国(南魚沼)で暮らすということ

12月19日(月)に新潟県でクルマの立ち往生が発生した今回の大雪。
名古屋の友人から「雪大丈夫⁉︎」と連絡が入りまくったけれど、ちょうど出張で松本にいたので「え、何が?」状態だった。

今回大きな被害があったのは、湯沢町からクルマで1時間くらいの魚沼市と長岡市と見附市、日本海側にある柏崎市と新潟市。
私が暮らす南魚沼郡湯沢町と職場がある南魚沼市は全然平気だった。
「魚沼」が示す地域ってほんと広い。
(加えて新潟の土地勘がない人にとっては全然わからないと思う。住んでいる私自身、未だにわかんないんだから)

ただ、高速道路閉鎖に伴う新潟県柏崎市付近の国道8号線の被害があまりにも大きく(18時間クルマに閉じ込められた挙句南魚沼に帰れず帰宅難民になった同僚も…)その報道ばかりで他の地域の様子が全くわからない。
松本から湯沢町へ帰るには高速道路で安曇野と長野を抜けた先、一般道で豪雪地帯の長野県飯山市、野沢温泉、栄村、津南町を通らないといけないのに、そこの情報が全くわからない。

松本で仕事を終えて帰るとき、同僚からは「あの辺もヤバイだろうから、なるべく高速道路多めの上信越と関越で帰ったら?」と言われたけれど、そうするとかなり遠回りで倍は時間がかかる。
湯沢町には私の帰りを待つ子(イヌ)がいるので、なるべく早く帰りたい。
悩んだ挙句、いつも通りの最短ルート・峠越えを選択。
結果、所々凍っていたから減速はしたけれど、豪雪地帯の除雪は完璧で(そんなに降っていなかったと言うものあるかも)通常通りの移動時間(約2時間半)で帰ることができた。
(ただ今回の一件で車載装備に寝袋を追加したよ…活躍しないことを祈る)

12月20日(火)18:30頃の津南町。道路への積雪はゼロ

そして、12月21日(水)に南魚沼市の事務所に出社して知ったことは、物流が止まっているということだった。
新潟県内の荷物はすべて一度長岡に入るらしく、長岡よりも関東寄りにある南魚沼から東京へ荷物を送ろうとしても、届かない状態らしい。

12月26日(月)の日付指定で愛知県の会社に注文した通販商品は「あなたの住んでいる地域への荷物は指定通り届かないかも!」とメールがあったし、同期は「スーパーの惣菜コーナーに何もない!」と嘆き、先輩は「松本に荷物を届けるなら飯山(県境)まで持ち込まなきゃ!」と焦っている。
(でも松本へ荷物を届けるために飯山まで行ったなら、もうそのまま自分でクルマを走らせた方が早いと思う…とこれを書いている時に気づいた)

そして地域の人が言うには「今週末も雪ヤバそう」とのこと。
が、そのタイミングは、私は東京で過ごす予定。
こうして、今のところ何とな〜く雪を避けて暮らしているけれど、この地に住む以上、いつまでも回避できるはずもない。
東京から戻ったら、いよいよ本格的な雪に出合いそうなので、東京では「Hunter 銀座フラッグシップストア」でオサレな防寒ブーツを買う予定!
自分へのクリスマスプレゼント。
雪国でこそ、そういうアイテムを売って欲しいのに、湯沢町にはウィンタースポーツをやる人向けのガッツリごっついスノーブーツか、コメリの長靴しか売っていないのだ!涙

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