「すみません」より「ありがとう」

僕は何かあるとすぐに「すみません」と言ってしまいがちだ。

なかなかに謝り癖があるようなのだ。

自分がちょっとでも悪いと思えば謝るのは当たり前。

相手が自分のために何かをしてくれた時も「すみません」と言いがち。

そうやって「すみません」ばかり言っていると、なんだか暗い気分になってくるものである。

そんな僕だが、この前僕と同じように「すみません」ばかり言っている人に出会った。

その人のことを思って僕がしたことに対して、その人は「すみません本当に…」と言った。

そう言われるとなぜか僕も「いやいや、そんな、すみません。」と言ってしまった。

なぜかとても申し訳ない気持ちになったのだ。

ここでふと『「すみません」ではなく「ありがとう」って言ってくれたら気持ちが楽だな。』と思った。

よく考えれば、僕自身が今まで「すみません」と言ってきた場面の半分以上は「ありがとう」に言い換えられたのではないかと気がついた。

流石に、お皿を割った時に「ありがとう!」ってお皿の持ち主に言うのは変な話だが、何かをしてもらった時とかは間違いなく「ありがとう」で良かったはずだ。

どんな人でもきっと、「すみません」と言われるよりも「ありがとう」と言われる方がきっと気持ちがいいだろう。

だから僕はこれから「すみません」ではなく、「ありがとう」と言える場面では、積極的に言い換えられるように気をつけたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?