スクリーンショット_0031-05-02_2

「岬の兄弟」:生き方

ずーーーんと何かを訴えかけられているような気がするけれど、ある兄妹の日常を無心に描いているだけ、でもある。

主人公で、自閉症の真理子は、言葉で自分の感情を表現することがない。

だからこそ、この映画は無言で、何かを訴えかけてくる迫力があるように思う。

障害、貧困、性風俗を切り口に、人間の幸福、性欲、意思、愛、感情、家族、友情といったものを考えさせられる作品だった。

ちなみに、はじめて吉祥寺のアップリンクでみた。
懐かしの吉祥寺PARCOの地下がパステルカラーの壁のおしゃれな映画館になっていた。

2019.4.14 鑑賞

花を買って生活に彩りを…