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徒然なるままに

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徒然なるままにメモ
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2018年12月の記事一覧

笑顔にも涙にも大して意味はないのだけど。

私はよく、なんでそんなに笑ってるの?とか、なんで泣いてるの?と訊かれる。 もちろんそれなりの理由があるときもあるけど、「そんなつもりじゃなかった」ということも多々ある。 大して笑っているつもりはなくても、満面の笑みを浮かべているようだし、泣きたいことはなくても涙が出てくることがある。 自分でもなぜなのか分からないのだけど。 涙が出るメカニズムについてはとても興味深いので、もし知っている人がいれば情報提供いただけると嬉しい。

刹那的に生きる

十年くらいずっと同じものを探し続けている人だったり、 お金に執着がないヒッピー的要素を持つ知識人だったり、 超エリートコースから思いも寄らぬ道へ転向する人だったり、 精神的自由を求めつつも妻子を大事にする大人な人だったり。 研究熱心な人たちを見ていて、 なんとなく、 刹那的にたのしく生きていきたいなと思った。 彼らが刹那的に生きているのかは私には分からないけれど。 刹那的に生きていたら将来困るかもしれないけれど、結局は将来のことなんて誰も分からない。だから、何か困ったこ

エネルギーを循環させる

自分にエネルギーを与えてくれる人はどんな人だろうか? 当たり前のことだけど、みんながもっとお互いにエネルギーを授受しあえる人と一緒に過ごすことができたら、社会はもう少し平和になると思う。 「みんなと仲良くしなさい」とよく言うけれど、他人に嫌な気持ちをさせないように、無理して一緒にいないほうがお互いに幸せかもしれない。 自分が充足していない状態だと、人は他人に対しても冷たくなってしまう。そして、他人のことを想って全力で向き合うためにはエネルギーが必要。 だからこそ、エネ

不倫報道とスタバから考える「企業の教育機能」

2017年8月3日、斉藤由貴さんによる不倫釈明の記者会見があった。私は、ときどき見るAbemaTVのニュース番組でこの会見の様子を目にした。 さまざまなニュースがある中で、不倫釈明会見の様子をただただ垂れ流していることに呆れながらも、当時話題になっていたので、どんなものか見てみようという感じだった。 その内容は悲惨なものだった。不倫を認めさせて何になるんだろう?という目的が見えず、無意味な会見のように思えた。 とくに記者たちの質問に哀しい気持ちになった。 彼ら、彼女

恋愛も結婚も“永続性”がすべてではないと気づいた

花火も、桜も、噴水も、一瞬輝いて散っていく。その儚さが美しさを際立たせているように思うし、人間は儚さに魅力を感じる。 これは移りゆくものを愛でるときによく言われることだけど、こと人間関係にかぎっては、“長続きするもののほうが大事”だと思ってきた。 だけど、数ヶ月前くらいに、人間関係においても永続性を求める必要はないんだなと気づいた。今日はその話を書こうと思う。 価値観を揺さぶった古市憲寿さんの一言もういつだったか忘れてしまったのだけど、私が愛聴している前田裕二さんのSH

脱常識―事象と価値判断を区別する―

眼の前にある物・事象、それらはあくまでもそれらでしかない。にもかかわらず、「◯◯=善」「◯◯=悪」といった価値判断がなされた前提でしか話ができないことがある。 一方で私の周りには、いわゆる常識に固執しすぎることなく、フラットに話せる人が多い。不倫、一夫多妻、葬儀、死、親の介護、風俗、犯罪など、往々にしてタブー化されやすいことに関してもゼロベースで意見交換ができる。 昨日もそう思って、何だか感動した。 倫理観にまつわる話をするときに大切なのは、この人たちならこういう話がで

私は運が良い。

私は運が良い。 これからはそう思って生きようと思う。 運が悪いと思っているよりも、運が良いと思っているほうが、よっぽど運が良くなりそうだから。 それに、運が良いと信じていれば、先に待つ不安や恐怖を吹っ飛ばせそうだから。 私は運が良い。 無意識のうちに、無数の危険な状況を生きのびて、今生きている。数々の雷を避け、交通事故や地震を免れてきた。 そして、素敵な人に出逢えた。 奇跡のように。 私は間違いなく、運が良い。