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謎は解けた

以前、こんな記事を書きました。

この時にどうしてもわからなくて、憂さ晴らしをされていると思っていた夫の行動の意図がわかり、納得とショックを受けたので、ここに記しておくことにします。

あれから数年経って、偶然訪れた会話の中で、夫から一言。

「俺からみれば、もち(私)の仕事もボランティアも自分時間を楽しむための「趣味」の範囲だと思ってる」
「自分時間の間は何してもいいけど、やること(家事など)はちゃんとやってからにして欲しい」

つまり、平日の自分時間をどう使おうが私の勝手。
ただ、なぜ自分(夫)が私の自分時間(仕事)確保のために休みの日に子守りや家事をしないといけないのかわからない、と。

夫の考える私のやっている仕事(パート)は、お小遣い稼ぎはもちろんだけど、家族以外の社会と関わるための手段の一つで、その手段が地域ボランティアだろうが賃金の発生する仕事だろうが、お金を払って行く習い事だろうが全て同じこと。

それ聞いて、まあまあ(いやだいぶ?)ショックを受けました。
私の稼ぎは、勝手に生活するために必要なものだと思っていました。
でも夫は、学生が自分のお小遣いを稼ぐためにバイトをしているものと同じことだと認識していました。

今まで、そんな風に考えていたの?
生活費として渡されていたお金で全てやりくりできるとでも思ってた?
子どもの習い事の費用は?服は?靴は?ガソリン代は?外出時の出費は?

この辺りを訴えると、夫はさすがに考えを改めてくれました。生活費が足りてなかったのは知らなかった。その辺りはまた話し合いが必要だと。

そこで、タイトルに戻ります。
夫は、私の仕事を私の趣味と同等とみているから、子どもが成長したので優しさで「(自分時間として)仕事(パート)復帰しないの?」と言い、在宅勤務しながら子の面倒を見きれなくなったら「(仕事=自分時間確保のために)保育園探せば?」と保活を一任し、私が仕事終わりに頭痛で倒れ込んでる時も「(好きでやってるくせに本来すべき家事もおろそかにして)その時間無駄だよね」という言葉の裏にカッコ内の考えがあったんじゃないかと解釈すれば二転三転する言葉にも納得。

ショックはあったけど、普段色々と筋が通った言い方をする人なのに、コロコロ変えるのなんなのと思っていたところ、その根底を知ることができて良かったなと思います。いや良くねえわ。
こちとら自分のために家族のために外で家で働いとんだわ。
と、軽く爆発してしまったけれど、夫も私の思いを聞いて、少しだけ行動を変えてくれました。
私も仕事だからと無理せず、ただのパートと割り切って休日出勤の要請を断れるようになりました。
(断る理由が「夫がこの日は見られないというので…」とめちゃくちゃ盛って夫のせいみたいに言ったりしてるのはここだけの話)

相手が理解してくれない、のではなく、会話が足りなかったのかもしれないなと思う出来事でした。

モラハラとまではいかずとも、正直、ネチネチチクチク重箱のスミつつきの助な夫の口撃は今も時々(いや多々?)あるけど、私にも随分スルースキルがついてきました^o^

さらに、あの非常事態すぎたコロナ真っ只中から数年経ち、毎日在宅勤務だった夫も、出社、出張、飲み会が徐々に増え、不在の日も多くなりました。それはそれで困る時があって、私も在宅勤務だった夫に頼ってる部分があったんだなあと反省しつつ、割と穏やかな日常を過ごしています。

今は夫曰く「趣味」のパートも辞めたいなーとか思ったり思わなかったりしてるけど、それはまた別の話!

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