見出し画像

100%の力を出してると見せかけて実は80%くらい

正直なところ、仕事も子どもとの遊びも、全力を出してないなと思ってる。

労働基準や扶養範囲めいっぱい働いたり、唯一取らなきゃいけない休みにも職場に顔出したりする人もいる中、私はそこまで仕事第一じゃない。

子どもの公園遊びだって、子どもが大満足して帰る(=友達が全員帰る)までずっと付き合って、それが夜の20時であってもまた翌日遊びに誘われれば行くようなママ友もいる中、うちのルールは何時と決めて子どもがまだ遊び足りなそうでも帰る。

表向きの理由は寝る時間が決まってるから、夕飯、お風呂、やることたくさんあるでしょ、と言ってるけど、一番大きな理由は私が帰りたいからだ。

他にも日々の食事では、一汁三菜をモットーに毎日出汁を取り、美味しいご飯を手作りしてSNSに載せてる友達もいる中、パックの出汁を使って一汁一菜、下手すりゃお好み焼き等野菜・タンパク質・炭水化物全部一緒なら一品のみなんて日もある我が家。

各項目、上を見たらキリがないけど、みんな何かしらに重きを置いて、それだけはと全力を注いでいるような気がする。すごいなあと思うけど真似しようとは思わない。

私はどこかで何かしら手を抜きたいと日々手の抜きどころを探している。予定はないけど仕事を丸一日休み希望で出してみたり、公園遊びの門限だったり、冷凍品焼く・揚げるだけだったり一汁一菜だったり、掃除機数日に一回だったり。

とにかく今は、「倒れないこと」を念頭に日々生きている。手を抜くことに全力なのだ。



少し前、仕事にも子どものことにも全力で頑張っていて、尊敬はしていたけど大丈夫なのかなと心配していた一人のママ友であり職場の仲間が、ついに心身に疲労が溜まって退職した。

職場で苦手な人がいて、その人の言葉がどんどん積み重なって、そこに体の不調も相まってもう仕事に行けなくなったと。

期待されたらそれに全力で応えて、褒められてモチベーションが上がる。そこまではいいんだけど、そこでさらに期待されるとモチベーションが上がってる分、自分の100%以上の力を出しちゃうと。そうなるとそれが周りにはもう当たり前になって、期待に応えるために常に100%以上の力を使ってしまっていて、あるとき急に疲れちゃったそうだ。

倒れるくらい頑張っているママ友もいる中で、やっぱり私は100%出してなかったんだな、と思った。

思えばこの人生、毎回全力100%です、みたいな顔しながらのらりくらりやってきた。人との関わりもちょっとあちこちに顔を出して頑張りすぎて疲れたらこそっとフェードアウトしたりもした。若い頃はそれでも良かったのかもしれないけど、今は小さな命を育てる身。全力でやって疲れて、あ、やっぱ無理だって手を離すわけにはいかないから、最初から適当なところで手を抜くようにしている。

だしパックの何が悪い?本当に気が向いた時だけかつおとか昆布とかで出汁とればいい。

仕事も面接時の条件守ってる働いてるんだから、休みは休みでいいじゃない。

遊びにだって「いかない」って選択肢をしてるわけじゃない(子どもはあんまり納得してないけど…)

いろんなこと倒れない程度に加減してやってるのに、それが手抜きに繋がるなら、一回倒れたらわかってくれるのか?って思うけど、もう無意識レベルで手抜くので全然倒れない。

と思っていたけど、ついこの間、さすがに私以外の家族が全員風邪ひいたら私も最後に風邪をもらってぶっ倒れた。

朝起きた時からなんだか体が辛いな?とは思ってたけど、このくらいならまだやれる、と頑張ってしまった結果、夕方になるにつれどんどん辛くなってって最終的に起き上がれなくなった。さすがにダメだと全て夫に託して夕飯時から超早寝したら、翌朝復活した。

やっぱり無理は禁物。手抜きライフハックがあればこれからもどんどん取り入れようと思った先日の風邪引き事件でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?