あきらめて、向き合う。
夜が来て、金曜だったと思い出した。今週末の土日は、家から出ない土日。自宅での人の気配が気になる土日になる。
我が家は夫と二人暮らしだ。といっても、朝ごはんを一緒に食べるでもなく、夜ご飯も一緒に食べない。それでも、二人分のごはんは作り続けているから、わたしって寮母さんみたいだなと思う。
週に2度ほど、飲みに出るついでがあえば、一緒にごはん。気が合うと言えば、気が合うのでたのしく飲むことはできる。
家にいるあいだ、夫は、なによりもテレビに夢中なのだ。帰ったら、すぐにテレビ。風呂に入ってもテレビ。ずっと、テレビ。
それも、ノートパソコンを開いてネットニュースを読みながら、テレビで録り貯めたニュースたちを流し、スマホでゲームかメールチェックするという、マルチタスクぶり。
会社に出ていた間、世間で起きた出来事の全てを一気に脳の中に入れてしまおうとする。
どこにも、わたしのはいる隙間はない。ごはんにもこだわりのない夫だから、たぶん、惰性で食べているだけ。家にごはんを作ってなければ、コンビニで弁当を買ってくるか、近所の定食屋さんで食べて帰ってくる。そして、激しくカロリーオーバーになって、お腹だけがぽっこりと出てくる。
困ったなあ。いくら伝えても、このスタイルを変えることはないみたい。
世の中の夫婦の正解が欲しいわけではないけれど、途方に暮れることもある。ほんとうに、これが「夫婦」なのだろうか。
同居人かシェアハウスの住人どうしみたい。それも気楽でよいのだけれど、そうなると法律上の「夫婦」枠がしんどくなってくる。
なにかしらのメリットを感じて「夫婦」をしているはずなのだけれど。どうなんだろうか。
居場所が在るという安心が欲しいのかもしれない。健康をお互いに確認できる安心があるのかもしれない。
……家族ってこういうもの?
それぞれの場で、それぞれに活動している時間帯は大丈夫なのだけれど、同じ家の中に居る時間が増えてくると、途方に暮れる。
そんな時間を感じたくなくて、外へ勉強に出てみたり、仕事を土日にあてはめてみたりしてきた。けれど、そろそろ逃げ切れない。
「不要の外出禁止」がニュースでいわれるようになった、今週末。観念して、夫とおはなししてみる時間をとることになる。
世の中の、夫婦ってすごいね。
子どもさんいて、さらに夫婦もやって。仕事もして。会社へも行って。
全部、向き合って過ごせている。
仕事でカウンセラーをしている割には、自分の問題にはにげまくりなわたしなのでした。
(さて。いいかげんにむきあいましょか)
#医者の不養生 #カウンセラー #夫婦 #こんな感じ #修復予定
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ふたりでお茶でも飲みながら、向き合ってみようか。
本文上には、お茶の写真を……と探してきた。ひのさんの作品。
そして、この写真を使っていたひのさんのnoteがこちら↓
ひのさんのnoteを見て、わたしも年初に「今年なりたいわたし」を書いたと思い出した。いつでも見返せるようにと手帳に書いて、見返していなかったな。反省。
・カウンセラーとして活動経験を深める
・恋をする(恋のサンプルを得る)
・リーディングをしごとに
・夫婦の更新時にじっくり話す
こんなこと、書いていましたぜ、わたし。2か月前なのに、覚えていなかった。
これをみるなら、夫さんとおはなしすることも年初の計画どおり。じっくりはなして、これからのこと、お互いに納得いく形に作っていこう。夫婦の形はふたちの形。いい形に作ってゆけますように。
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