2021/1/27-28(木)ふきだまり
ついさきほどまで車を出していて、買ってきたものを所定の場所にしまいこみ部屋干ししていた洗濯物もすべてたたみ終え、さて一息つくかと窓の外を見たら、雪ですよ、雪。ゆるくもさもさっとした塊が、斜め向きに吹き降りてくる。ああこれぞ視覚的に冬だなあ。東京の冬は遅いし不意打ち。
足元に敷いた座布団サイズのホットカーペットが心地よすぎて、今いる椅子から一歩も動きたくないんですが、そろそろお米をとがねばなりませぬ。淹れたてのコーヒーも飲みたいぞ。がんばれ私。うす曇りのどんより雪景色に負けてはならぬ。
昨日はnoteを書き上げてからAmebaブログで大相撲初場所の感想を書き、ネット上に浮かぶ、誰にも相手にされないゴミ思考がまた一つ増えたんだなと自嘲をし。なにかかしら書き続けてさえいればいつかはどこかに向かえるかもしれないというわずかな希望も近く完全に失ってしまいそうな今日この頃です。
人が喜ぶもの共感できるものから背を向け自分が書きたいものだけを自由気ままに書いているのだから仕方のないことです。人に合わせようとしないんだからそういう扱いをされて当然です。わかっていても自信は失います。
よどんだ吹き溜まりに足を止め、もうずいぶん経ってしまいました。
ただ、何もせずじっとうずくまってさえいれば吹き溜まりというところはとても心地の良い場所なので、手放した社会性、人と歩調を合わせて頑張ろうという気持ちをもう一度奮い立たせようというのは、なかなかもって難しいものです。
社会性とは正しさではなく同調であり、一貫性ではなくその場の空気であり、うわべだけの反省と反論できないきれいごとを臆面なく駆使できるスキル。
それでも吹き溜まりからいずれは出なければなりません。猶予期間があとどれくらい残されているかを知らされないまま、この暮らしをいつまで続けるつもりなのか。
武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。