見出し画像

頼まれてもないのに。その10(ごはんを炊くだけの話)


土鍋でご飯を炊くようになって1年たちます。

最初は続くかどうか半信半疑だったのですが、いざ始めてみると炊けたご飯があまりにおいしい上になんとも手軽に炊けてしまうので、もう土鍋ご飯のない生活に戻れません。

直接のきっかけは10年近く使い続けていた炊飯器のフッ素コートの剥がれが無視しきれない感じになってきており、そろそろ買い替えるべきだけどどうしよう……という、まあとてもありふれた理由でした。

ただ、どうせ買い替えるなら、上手にお米が炊けるものにしたい、と。

といいますのも、いわゆる「良いお米」を頂く機会が多少あったのですが、その都度実際に炊いてみると何がどう違うのかあまりよくわからないということが多くありまして、これはなんとも人生損してる気がする、という思いがあったわけです。

と、ふと思い当たったわけです。土鍋でご飯炊くとおいしいっていうよね、と。

実際に土鍋をネットで調べてみると、思っていた以上にお手頃な価格で、しかも日本製で質の良さそうなものが見つかります。

で、これを買った次第(※私はこのときあわせて1.5合のセラミックおひつも購入してます。余計な水分を吸収してくれる有り難いアイテムなので、土鍋派はおひつも持ってたほうがいいと思います)。

中火10分+弱火3分のあと20分放置するだけ。我が家は三口コンロなので、土鍋を火にかけている間にお味噌汁とおかずが作れてしまいます。

20分後に鳴るよう設定した100均のキッチンタイマーを止め、お米をかき混ぜるため蓋を取るのですがそのたび毎回感動します。いわゆる「お米が立った状態」とまではいかないのですが、見た目だけでふっくらつやつやに炊きあがっているのがわかります。

さて夕食です。お米だけでもうおいしい。普段は近所で気軽に買える5キロで1,800円くらいのお米(ブレンド米ではありません)を頂いていますが、十分にもちもちです。お米ってこんな味、こんな食感だったんだ、と。

お米がおいしく炊けるだけでおかずの味も満足度も120%はアップです(あくまでも個人の感想です)。いやほんとうに。

そして土鍋ご飯の真骨頂は、ここからです。

土鍋ご飯をおにぎりにすると、これ下手すると翌朝のほうがうまいかもしんない。

炊飯器で炊いたこれまでのご飯だと、やはり炊きたてが一番おいしく、翌朝はまあそれなり……だったのですが、温めなおさなくても翌朝も変わらずうまい、というか、いやこれ翌朝のほうがおいしくなってないですか、と。

翌朝になっても炊きあがりのもちもち感が全く失われてないのです。

いやあほんとにすごいです。もともとお米好きでしたけれども、ますますお米好き、日々これお米ラブですよ。


このように普段づかいのお米でもおいしいことが確認されましたので、満を持してJAで魚沼産コシヒカリ(量り売りなので当日精米!)を買うに至りましたところ。

あ、はい、これおかず要りませんね!(大歓喜)

お味噌汁に梅干しかぬか漬けあれば十分です。江戸むらさきでもいい。あ、違う意味で人をダメにする米だわこれ。

やはり魚沼産コシヒカリは絶対王者でした。

とはいえお米に毎回そこまでお金かけるわけにもいきませんし、栄養バランスのためにちゃんとおかずもこしらえたいので(カレーとか味濃いものも作りたいし、その時に米の品質が良すぎても味の濃さで特長を潰しかねないわけで、それはそれで米に申し訳なくてね……)、普段は気兼ねなく頂ける関東近郊のブランド米を購入しています。これがまたあなどれないんですよね。うちの近所では福島県産や群馬県産、茨城県産あたりがお手頃価格で売られているのですが最近のヒットは。

埼玉県産 彩のきずな

これ、おいしい!しかもお手頃!土鍋炊きと相性がいいのかしら。土鍋派にはぜひ試してほしい銘柄です。調べてみたところ夏の暑さに強い品種みたいです。手に入る方はぜひ。


日本のお米の底力と、その底力を最大限に引き出す土鍋、最強です。みんな、お米もっとたべよー!!おいしいんだから!!!


武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。