2020/12/15-16(水)家庭からのフードバンク寄付について思うこと
今日、飴を捨てました。
私が買ってきたものではありません。数年前に粗品として頂いたもの。日持ちもするしいずれ食べるかもなあ……なんてほったらかしにしていたら気づけば賞味期限切れ。とはいえこの程度なら何の問題もなく食べられます。
でもねこの数年間で一度も食べようと思わなかったものは、この先おいといたところで結局食べないんですよね。
我が家は飴をほとんど食べません。飴を間食代わりにしようと試みたことが一時期あるのですが、わざわざ始めるような好ましい習慣でもなく。もらってすぐに飴好きそうな人にあげればよかったなあと後悔です。そもそも最初から受け取らなければよかったのかなぁ……それも気まずいが。
ごめんねと良心の呵責を覚えながらゴミ箱に飴を捨て、思います。
食べなかったものをフードバンクに寄付するのって偽善だよな、と。
そもそも食べられもしないのに買いすぎるという行為をまずやめろよと思いますし、たとえまだ賞味期限が数ヶ月残っていたとしてもそれを見つけた時点で自分たちが「やっぱり」食べない選択をした食べ物なんですよね。それって人にあげていいものなん?
ものすごく失礼じゃないか?
好きなもの、おいしいもの、家族に食べさせたいくらい栄養のあるものなら、賞味期限など待たずして食べきってしまってるはず。もしくは早々誰かにあげてる。
つまり残ってしまうってのは、ぶっちゃけ不味いと思ってるもの、栄養的にどうかと思うもの、家族にすら食べさせたくないもの、のはずですよ。違います?
自分が食べたくないものを見知らぬ人に押し付けといて自己満足してんじゃないですよ。目の前の食べ物に対し悪いことしたなあという自覚を持ちなさいよ。
心の痛みから逃げずに自らの手で捨てることこそ、自分のせいで無駄にされてしまった食べ物たちに対するせめてもの償いと反省なのではないかと私は思います。
施しするなら、自分も食べるものを贈らないとね。
武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。