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2020/9/7-8(火)『赤毛のアン』のギルバートって女の子の理想だよなあ。


TOKYO MXはよくわかってます。数十年ぶりに見たアニメ『赤毛のアン』。昨夜はアンが朗読会で喝采をあびるエピソードと、クイーン学院への旅立ち前夜のエピソードの二本立て。

多くの女の子の心を虜にした赤毛のアンシリーズ、私は『赤毛のアン』しか読んでおらずアニメを見た記憶も少しばかりしかありませんが、それでもその世界観にうっとりするには十分でした。

魅力の要素はあちこちにちりばめられていますけれど、私レベルのにわかにもわかるのは「ギルバートみたいな男の子って理想だよね♡」です。

ギルバート。石板で頭どつかれてからというものずっとアンのことが好きなんだろうなーってのが幼い読者にももうバレバレ。でも残念ながらアンはそっち方面にはてんでおこちゃまなので、いくつになってもずっとぷりぷりしっぱなし。そんなアンを嫌うことなく、ずっと好きでい続けてくれてるんだぜギルバート。ありえな、いやいや、いいよねえ♡

この「私はそこまで好きじゃないんだけど、ずっと私のことを好きでい続けてくれる、地味で性的魅力をふりまいてこない、でもよく見るとハンサムな男の子」という存在、そう、これこそが女の子が必要とし、理想とする男の子像なのです。

ここで大事な点が二つ。「私はそこまで好きじゃない」と、「地味で性的魅力をふりまかないんだけど、私のことが好き」。これよ、これ。

なんか知らないけどありのままの私を好きになってくれていて、しかも性的に迫ってこない安全男子。心をかき乱されることもない。自分から性的対象として振る舞わなくていい気楽さと、それでもちゃんと性的対象として見られている(でも傷つけられることはない)という安心感。

で、女の子のほうの心が成熟し準備ができた暁には、優しく受け入れてくれる。いいねえ。最高じゃないか。

虫のいい話だねとか言っちゃだめなの。あ、文字数足りない。今日はここまで。



武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。