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2020/10/13-14(水)柿とさんまと、そろそろ栗も


この時期広く出回っている、あの平たくて甘い種なし柿、もともと渋柿なのを渋抜きして販売しているってご存知でした? ついさっき近所のスーパーで知りましてね、この感動を伝えたい。

あ、今日のネタおわっちゃった。がんばって。

えっと……先日さんまを頂きました。今秋、生のさんまが手に入るだけでも十分にうれしく有り難いことだと思うのですが、下さった方が言うには「今年のさんまは脂がのってないから塩焼きだとおいしくない」と。言われてみれば例年よりも小ぶりかも。ならば、はてどうやって頂くかと思案していたところ、つみれ汁にすることを勧められました。

その方からのアドバイスとネット情報を参考にしながら慣れない作業を進めていきます。親からこの手の知恵をほとんど継承できなかった私のような人間にとってネットの集合知は本当にありがたい。

頭と尾、内臓を取り除き、三枚におろしたら皮をはいでしまいます。骨も取ってしまいますが小骨は多少残っていても全然問題なかったです。身を包丁でバンバンと細かく刻み、しょうがとお酒、少しのお味噌と片栗粉で練り込みます。根菜をメインにすでに沸騰させた鍋に、スプーンですこしずつすくいとっては鍋にたねを落とし入れていきます。

手間はかかるものの、いざやってみると何の問題もなく、おいしいつみれ汁が完成。なんだ、やる気さえあれば簡単なんだな。

さんまは「塩焼き」食べきれない分は圧力鍋で「梅煮」という二つの選択肢しか持っていませんでしたが、ここに「つみれ」という選択肢がひとつ新たに加わりました。

選択肢の多さ、引き出しの多さは大人の余裕を生み出しますから、私もまた一つおおらかさを身につけたことでしょう。

さて、そろそろ地元産の栗も出回るころだと思うんだけどなあ。まだかなあ。




武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。