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2020/11/16-17(火)応援スタンス


今日も11月場所を見ながらこれを書いています。昨日は貴景勝全勝凄いねと書いたとたんに土ついちゃいました。全勝街道への道は険しく厳しい。

場所ごとに好調な力士が入れ替わり立ち替わりなところがあって一年通して好調をキープし続ける力士が現れないのが残念なところ。赤丸急上昇な勢いある力士を見たいのですがね。必ずどっか怪我しちゃうんですよね……

純粋な技とか腕力とか強さにばかり注目しすぎてしまうとそれらが出なくなってしまった途端に失望してしまうことも多々あり、かといって地縁的な共通点とか雰囲気が良いみたいな感性的なところで応援してると、どんな相撲取ろうが結果的に勝てばOKみたいになっちゃうか、その逆に勝っても負けてもまあ本人がお元気なら別にいいんじゃないですかという感じになってしまうといいますか。

相撲に限らず、目の前のアスリートにいったい何を求めて応援しているかというのは、時々俯瞰的にチェックしたくなりますね。

個人的には贔屓が負けてしまっても、対戦相手が贔屓を上回る技量を見せつけて勝った場合には相手に惜しみなく拍手を送りたいスタンスです。もちろん贔屓の勝ち星が見たいのが本心とはいえ、技量にこそ喝采を送ることで平等でありたいとは思っています。

ただ技量の優劣ばかりに目が行き過ぎると、一人の生身の人間としてのアスリートを見失いがちになるので、なにごとも偏りすぎないことだなとも。

応援の仕方一つとっても粋な人、野暮な人はいるもんです。暖かい人もね。感情にまかせず、でも頭でっかちになりすぎず、血の通った応援をしたいものです。


武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。