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私の経歴

自己紹介を兼ねて、僕の経歴を書いてみました。

本当は音大に入ろうと思っていたのですが、色々な問題があり、たまたま日芸の写真学科に入学したのが写真との出会いでした。

大学3年までろくに授業も出ませんでしたが、たまたま本屋で荒木経惟さんの写真集を見たことから写真に興味を持つようになりました。
なんでもアナログなものが好きだった性分からフィルムで写真を撮るようになり、自ずと暗室に入ってプリントするようになります。

大学卒業後はふらふら風来坊のように生きていましたが、このままではまずいと思い、興味のあったプリント作りを職業にできないかと思い老舗のプリントラボに就職します。
このチョイスがのちの僕の人生を決定付けることとなります。

プリントラボではまさに丁稚奉公のような日々を送ります。
僕が所属したのは暗室モノクロプリント部署。
恐ろしく怖い上司にプリントのイロハを嫌というほど叩き込まれました。今のテクニックはまさにこの時に教えてもらったことが根底になっています。
モノクロ部署では大御所の写真家(荒木経惟、森山大道、細江栄光、土門拳etc)の制作を行なっており、プロのプリンターとして濃い経験を積むことができました。

とても有意義な日々を過ごしていたのですが、大御所の方以外にも、同年代の写真家の方たちと仕事をしたいと思うようになり現在の職場に転職をします。
現在はプリントに加えて、展示のディレクションなども行なっています。

今思えば、あの時怖い上司にプリントの基礎をみっちり教えてもらったおかげで、どんな写真家に対しても自信を持ってプリントを作ることができているのだと思います。

これからの投稿は、その時に教えてもらったテクニック+ 現代的なアプローチ法を書いていこうと思っています。

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