世界はまだまだ面白い!#48 安全運転
高齢者の運転事故が後を絶ちません。65歳を過ぎたら免許の返納が勧められていますが、車が必要な地域にお住いの方々は、なかなかそうもいかないのが現実で、様々な改善施策が行われつつあります。
さて、ドイツは車社会で、皆さんもご存じの「アウトバーン」が縦横無尽に走っており、大都市の入り口や工事の箇所を除いては、基本的に速度制限はありません。私はドイツ駐在時代にはBMWの3シリーズという小さな車に乗っていましたが、アウトバーンに乗る入り口のところでは結構怖かった記憶があります。ドイツでは、当然のことながらマニュアルシフトですが、シフトチェンジをさっさとやって加速して乗らないと危険です。また、追越車線に乗ってアクセルを床まで踏み込んでも、後ろから迫りくるチューナーカーに、パッシングされてしまいます。大きな車に乗りたいとアウトバーンを走るたびに思いました。
ドイツの「運転マナー」は、世界的にみても素晴らしく、街中でも、速度制限厳守(隠しスピードカメラだらけ)、黄色の信号では必ず止まる(止まらないと違反)という交通ルールもしっかり守られています。私も、一週間泊まり込みの、BMW主催のドライビングスクールに入りましたが、アンダーステアの確認やスピンターンなど普段絶対やらないような運転技術も危険回避という訓練で学び、最後はタイムトライアルを競うような事をやりました。若い夫婦連れの参加者、ご年配の参加者も多く、リピーターも数多くいらっしゃいました。
日々、「運転技術」を磨き、「安全運転」を心がけるドイツのドライバーと比べると、日本では、運転が下手にも関わらずルールを守らないというドライバーが数多くいるのが残念です。安全運転に心がけてくださいね!
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