世界はまだまだ面白い！#62 何が出来るか

会社に、家族に、「文句」を言う人が多いのは残念なことです。ニュースでやっている事件の原因は、だいたい、自分を取り囲む環境、属している社会、家族に対する「不満」に起因していると言っても過言ではありません。

アメリカの「ジョン・F・ケネディ」の大統領就任演説（1961年）には、最後の方に「あなたの国があなたの為に何が出来るかを問うのではなく、あなたが国の為に何が出来るのかを問うてください」という有名なフレーズがあります。私は、現役のサラリーマン時代に、これを「会社」に置き換えて、同僚、部下に「会社があなたに何が出来るのかではなくて、あなたが会社に何が出来るのか」を考えなさい、と言っていました。「文句」からは何も生まれません。社員の一人一人は、時計でいえば、小さな歯車の一つにしか過ぎませんが、その歯車の調子が悪くなると、時計（会社）も調子が悪くなります。歯車にも、それだけの存在感、重要性があるという事です。

今、いろいろ「文句」を言っているサラリーマンの方々、一人一人が会社の為に何が出来るのかを考えて実践してみませんか？小さな力でも、必ず、大きな渦となって会社を動かしますよ！会社も「法人」という「人」です。