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高次脳機能障害「私」のマイクロツーリズム ~ボッチャ体験 with 文京学院大学「BICS]~


あまりうまくいかなかったな。

今日は、文京学院大学のボランタリークループ「BICS」の全面支援のもと、生活支援コーディネーター第二層協議体の「ボッチャ体験会」が開催された。
そもそも、たまさん(「私」のだんな)が協議体のメンバーであり、地域の方々と企画したらしい。
昨年10月以来、2回目の開催だ。

今回も文京学院大学の学生さんに全体の運営をしていただいた。
やはり若い方は元気がいい。明るい。
そして柔軟だ。
だから楽しい時間を過ごすことができた。

しかし、「私」は高次脳機能障害のため発動性が著しく低い。
なかなか「やる気スイッチ」入らない。
だから、なかなか心から楽しいと実感することができないし、表情にあらわすこともできない。
実際に学生さんから「どうですか。楽しいですか」と聞かれて、反射的に「早く帰りたい」と答えてしまった。
障害の影響もあって、確かににぎやかな環境は苦手だ。
でも学生さんたちが、場を盛り上げようと一生懸命になっている様子はとても感動したし、感謝もしている。

たまさんからも「もっと学生さんの気持ちになりなさい」と注意された。
わかっているのよ。
本当は楽しいのよ。
でも、あちこちで湧き上がる歓声もあって、「この場を離れたい」という第一次感情が先立ってしまった。
「私」だって冷静になればわかる。
お声かけいただいた学生さんには申し訳ないと思っている。
ごめんね。

こうちゃんがかぶっていたおもしろい帽子。手を握るとウサギの耳が立つ。

6月に3回目の企画がある。その時も文京学院大学の学生さんに企画運営協力いただくことになっている。
今度はぜひ、心の底から「楽しいよ!」と言えるようになっていたいな。


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