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マネージャーは聖人君子じゃない!〜マネジメントに本当に必要な要素とは?〜

■”マネジメントは失敗しないのが当然”って本当?

人間なので、仕事でもどうしてもミスはつきものです。特に新しい仕事のときは、先輩や上司に付き添ってもらって教えてもらいながら、新しい仕事を習得しますが、習得したてのときはどうしても失敗をしてしまいます。この話は特に違和感はないと思います。

では、”マネジメント”という仕事はどうでしょうか?
世間一般的に、マネジメントは「失敗」をしないのが当たり前という認識があるように思います。

ですが、初めてマネジメントする人にとっては、前述と同じく、”新しい仕事”の一つです。
しかし、ほとんどの会社では「あなたは成績が良かったから、マネージャーに昇格です!」という一言で終了で、教育体制がない会社がほとんどのように思います。他の仕事のように、先輩や上司が付き添って教えてあげるわけでもない上に、ましてや部下からは「仕事が完璧で当たり前。」「時間外勤務も当たり前だから、いつどんなときに相談してもOK」「上司は自分のキャリアを世話してくれるもの」などなど、まるで聖人君主のように思われがちで、”失敗なんてしなくて当然”と思い込まれがちです。
また、マネージャーになる人は、成果も出しているのでプライドもあったり、また、マネジメントについて悩み相談していると周りからのマイナス評価を受ける印象があるため、なかなか相談しづらくもあります。

■結果を出す人がマネジメントの壁にぶつかる理由

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