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家族揃って、メディア出演へ〜「はっしん」を続けて見えたこと〜

最近の「育休復帰と同時にやってきたコロナ禍」シリーズの続き。

①4/1-からの復職、そして娘の保育園入園はどうなったか
②オンラインでのイベント登壇・家族留学・パートナーシップについてのイベント
 3部作の今回は後編
③家族揃ってラジオ、新聞、テレビに出た話

今日は、上記家族揃ってラジオ、新聞、テレビに出た話
について書いてみようと思う。

■きょうの目次

1 twitterを始めて出会えたご縁
2 小泉進次郎さんの育休宣言を機に潮目が変わった
 ①テレビ編
 ②新聞編
 ③WEBメディア編
3 “自分ならでは”を発信してみることの3つの意義

1 twitterを始めて、出会えたご縁

 娘が生まれたことをきっかけに始めたtwitter。
 元々僕はfacebookしかやっておらず、正直、twitterにはややネガティブな印象があった。

【当初の印象】
 ・誹謗や中傷で溢れ
 ・不確かな情報が拡散され
 ・特に読む価値のないもの

どれだけネガティブって感じなくらい酷い印象だった。食わず嫌いにも程が有る。

しかし、娘が生まれたことをきっかけに、また育休を取ることを控えていた自分は、「この希少な経験を社会に発信しなければ!」という思い込みも甚だしい感覚でtwitterを開始した。(facebookは仕事のことの繋がりが多く、より育児や育休に特化した内容で始めたかったので、twitterにした)

この「自分は育休を取った希少な男性だ」という思い上がりは、あっという間に打破されることになる...

それは、こんな気ままなつぶやきに対して・・・
 温かい励ましのメッセージや、先輩方からの助言をたくさんいただいて、僕の育休生活に彩りを加えてくれたのは、間違いなくtwitter界の仲間たちのおかげだ。

 

2 小泉進次郎さんの育休宣言を機に潮目が変わった

2020年1月(随分前に感じるが)、
小泉大臣が、育休取得を宣言・実行されて、「男性育休」に世間の注目が集まった。

・現役の閣僚がけしからん とか
・部下に取らせることが先決だろう とか

様々な批判もある一方で、僕は、こんなことを思った。

・これは、潮目が変わる。現役の大臣ほど忙しい人が仕事を調整して育休が取れるなら、働く多くの人の育休取得の背中を押せることになるのでは!!!

男性育休の話題がこれほど世間を席巻したのは、なかったのではないだろうか。
もちろん賛成ばかりではなく、「とるだけ育休」なんと言葉も取りざたされた。


ちょうどこの頃から、twitterでも「育休男性」にも注目が集まったのか、
取材依頼のDMをいただくようになった。かれこれ1年以上発信していたからか、1年育休中というプロフィールが引っかかったのか、これも一生のうち中々ない機会だと思い、取材していただくことにした。

そこで、感じたのは、テレビ業界の仕事ぶりの凄さ!!!

とある日の午前中… 取材の連絡がtwitterのdmでくる 

OK出したら、「今から取材に行っていいですか?」とのこと

昼から夜まで6時間くらいぶっ通しで密着取材

夜、テレビ局に帰って、そこから編集作業

翌朝には番組になって放送されている・・・・

鉄人か! と突っ込みたくなるくらいの仕事量と、その早さに、ただただリスペクトしかありませんでした。しかも、それを日々こなされていて、新しくおこるニュースの度にやられていると思うと、本当にアウトプット・インプットの繰り返しなんだなぁと。お疲れ様です!!!!

①テレビ編: 育休関連で、日テレ「スッキリ」 TBS「グッとラック」「まるっとサタデー」へ

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ハリセンボンの春菜さんと同じフレームの中に収まる日が来るとは思いませんでした。
「取るだけ育休」という少しドキッとする刺激的なワードについては、僕の周りでは、育休を取る/取らないに関わらず、夫婦力を合わせて育児家事を楽しんでいる方がも多いので、きっとこれも属していうるコミュニティの分断が起きているのかなと感じました。

②新聞編: 夫婦一緒に、日経新聞「Ansewers」へ

こちらは、妻の起業ストーリーがメインですので、僕は金魚の糞的な感じです(笑)

10年やって1人前だよ

という呪いの言葉をきっかけに、「10年働いた頃には転職するキッカケも力もないだろうなぁ」と思って公務員を辞めたことを書いてくださっています。


③WEB編: 日経doorsへ

この記事では、僕の豆腐引き売り生活を取り上げてくれているので、タイトルも少しおかしな感じになっています(笑)

「妻ブロック」は発動したのか
「パンの耳」生活でもハッピー
2拠点生活は「公私混同」で乗り切る

世間の「妻ブロック」「嫁ブロック」にも言及がありました。
我が家では、お互いの人生をブロックすることはありませんし、むしろ「面白そうじゃん!やっちゃいな!」と背中を押すことは多々あります(笑)
もちろん自分の人生の主人公は、自分だし、責任を取るのも自分です。それをパートナーが応援してくれるのは、とっても心強いですね。


3 “自分ならでは”を発信してみることの3つの意義

こう考えると、育休をきっかけに始めたtwitterを通じて、様々な機会をいただいたような気がします。

①自分自身の思考や行動を客観的に振り返る機会に

 人は忘れますし、特に、育児のことは日々がドドーっと流れていくので、1年前は何をしていたっけ・・・とか、どんな気持ちだったっけ・・・ってすぐ忘れていきます(忘れられるからこそやっていける、という説もあり)

 こうして、少しずつでも書いていくことで、自分の思考や行動が整理されて、「次何を書こうかなぁ」と考えながら、アンテナを立てて生活することが刺激にもつながります。 

②新しいご縁を通して、社会を俯瞰的に見る機会に

 twitter界には、リアルで中々出会えないような方々がたくさん生息しています。
 その生態系には日々驚かされますし、男性育児・育休のことを書かれている方も本当に沢山います。
 そんな諸先輩がたから刺激を受けて、さらに頑張ろう!とも思えたり。

 何より、普段生きている世界が どれだけ限られた人たちとの出会いと価値観だけで形成されているのかを知る、とてもいい機会になりました。やはり、ネットワークでつながる社会は、実はあらゆる面で分断が進んでいて、それに気づいた感じです(SNSだけ見ていると、それはそれで狭い世界に住んでいることを知ることも大事だなぁと。)

③新しい人格を通して、世の中に発信する機会に

この「おしん@1年育休ワーパパ」という人格があったからこそ、メディアで取材を受けたり、その育休男性の象徴としてお話をする機会をいただきました。

「働く自分」とは別に、「ワーパパ」という面を切り取って発信を続けている価値というか、これは楽しさに近いものが存在しています。

これからも、「ワーパパ」ライフを楽しんでいきたいと思います。 


さて、次回は何を書こうかな。

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