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第2子が生まれたこと、2度目の育休に入ったこと

ご報告遅くなりましたが、先月、第2子(男子)が産まれました。
きれいに文章をまとめることができないので、その時の気持ちや、いま1ヶ月経った時の気持ちについて素直に書いておこうと思います。

どんな出産だったか


このご時世としては珍しく、
立ち会い出産が許されたこともあり、
3歳の娘と一緒に、命の誕生の瞬間に立ち会わせていただきました。
医師・助産師や病院スタッフの方々、そして急遽お休みを頂いた職場の方々、妊娠期間から応援して下さった多くの方々に本当に感謝です!!

出産待ちに飽きてしまい、近くの公園で遊ぶ娘

【命の誕生の瞬間に立ち会って思うこと】


1人目の時に立ち会いは経験していたので、少し感動は薄いかな?と実はちょっぴり予想していましたが、
全くそんな事はなく、命の誕生に向けて14時間超えの奮闘する妻の姿に、感謝と尊敬以外の言葉はありませんでした。

やっぱり何度目でも出産は命掛けの営みで、この瞬間の気持ちで言えば、
「産んでくれただけで、もう一生分の子育てのエネルギーは使い切ったと言ってもいいくらいで、ここから後は全部夫である自分がやるぞー(もちろん社会にも頼りつつ)くらいの気概が必要だなと思っています。
(実際は、分担しなければもちろん回らないのですが、あくまでも気概としては、母乳以外全てやる、もとい、母乳も出すくらいの気持ちです)

立ち会ったとて、座して妻の苦しむ姿を眺めること以外、ほぼほぼ何もできることはなく、ただただ無力感に襲われるだけなのですが、目と心に焼き付けることが大事かと思いました。



改めて湧き上がる気持としては、

  • 14時間超えのお産を全力で乗り切ってくれた妻への感謝

  • 同時に、頑張って産まれてきてくれた子への感謝

  • ふと自分の人生に立ち返り、自分を産んでくれた母親への感謝

  • この世の全ての母親への敬意

  • そもそも命ある全てのものが尊いんだな、という気持ちです。(語り尽くせぬ思い多々あり)


きっと、この時感じる気持ちは、まだ何年か経ったら忘れることはなくとも薄れていってしまうのかもしれないなぁと思い、ここにしっかり書き留めておくことで、定期的に思い出せるようにしておきたいと思います(Facebookのリマインドに期待)。

ちなみに、一緒に立ち会った3歳の娘の反応は…
実は苦しんでいる母親の姿を前にショックを受けてしまったらどうしよう、とか考えていましたが、
妊娠中から母親のお腹を見ながら、どうやって子どもが生まれてくるかの話をたくさん聞いていたことで、むしろ学ぶように楽しんでお産を見ていました。

ただ、朝4時から起こされて病院に連れていかれてるので、途中で近くの公園に遊んだり、ご飯を食べたり、ファインディング・ドリーを見たり、お昼寝をしたり様々なことを満喫した後に、生まれてくる10分前ぐらいにちょうど昼寝から目が覚めると言うジャストタイミング!!
色々ありましたが、家族みんなでこの瞬間を迎えられて、本当によかったです。

母の死闘の傍らで、疲れ切って眠る娘。ちょうどお産には立ち会えました。


【これから始まる育休生活は】


一人目の時は、産後3ヶ月から約1年間を育休撮らせていただきましたが。今回は、生まれた翌日から約1年間の育休をいただくことになりました。

毎度毎度ですが、快く送り出してくださる職場の皆さんには本当に感謝しかありません。貴重な時間ですので、子育て、そして家の事、そして育休中にできる社会へのアプローチなど、少しずつやっていきたいと思います。

また、今回の育休は、完全に仕事0ではなく、少し仕事を継続しながらの育休、と言うのにチャレンジしようと思っています。(育休制度上、認められている仕組みです。)

もちろん基本的には育休なので、できる事は限られますが、リモート中心に職場の動きをキャッチアップしたり、遠隔サポートできる業務を続けていきたいと思っています。

育休を取るか、取らぬか、0か100ではなく、こうした柔軟な運用が増えていくと、いろんな家族の形に合わせたバランスの取り方ができるようになってくるかもしれません。

【男性育休が増えてきたからこそ、悩む人も多くなっている⁉️】


3年前と比べて、周囲でも、男性で育休を取る人が増えてきており、男性育休コミュニティなるもの?が少しずつ大きくなってきています。

もし育休を取ろうかと迷っている人や、実際に取ってるけど復帰に向けて迷いがある人や、いざ復帰してみたけれど思い通りにいかない人などいたら、ぜひご連絡いただけたら嬉しいです!

僕の話が役に立つかは分かりませんが、いろんな男性育休経験者の仲間がいるので、きっと何かしら役に立つヒントはあるかと思います◎

育休を取ることが、育児・家事の全てでは無いですが、
これまでずっと仕事最優先で考えてきた人にとっては、育休と言う大きな節目が、我が子との関係だけではなくて、パートナーとの関係やその他社会の事にも目が向く貴重な機会になること間違いなしと思いますので、引き続き、男性育休の普及啓発にライフワークとして取り組んでいきたいと思っております笑

久々の新生児との生活で、寝不足の日々が続きますが、上記のように自分がとても恵まれた環境にあることに感謝しつつ、この状況も楽しみながら、また皆さんとお話しできることを楽しみにしております!


娘からの愛情をたっぷり受けて育つ、息子。仲良くやれるといいね。

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とっても長い報告になってしまいましたが、引き続き、家族一同、よろしくお願いいたします!


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