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このお土産、おいしくないね

悦セイストのふらぺちいのです。

「いつの間にか寝ていて、起きたら夜だった。」

この時の絶望たるや。まだ夜なんかいっていう。

なんやかんやで5時に寝ることになるという。




今日は久しぶりに会った友人と話していた。



「波風立てたくない一心から、ボケが思いつかない」

などの自意識に関する話を私が一方的にする。

友人には聞いてもらえてとてもありがたいと思う。



そんな中、友人がもらったというお土産のお菓子をくれた。

包み紙を開けると、ゼリー状のお菓子が入っていた。

勝手におまんじゅうを期待していた私は軽く裏切られた気分になった。

食べてみると、胡椒にような味がした。

別に友人に味の感想を言うように促されたわけではないが

「これおいしくないね」

と言った。



私にとって、大きな一言だった。

お土産を「おいしくない」と言うことは、絶対にダメだと思ってた。

それこそ「波風を立てる」行為だと思い言わなかった。


前にゼミの教授が持ってきたスペインの砂糖菓子も

「おいしいっすね」

とは言ったが、すこぶるまずかった。

でも「おいしいっすね」と言った。



お土産に「おいしくない」と言うのは、失礼だ。

せっかくご厚意で買ってくれたお土産

私のためにありがとうございますという気持ちになり

たとえまずくても「おいしい」というのが礼儀のよう。



その気持ちがあるからこそ

「おいしくない」

と言うボケが成立するのではないか。



「言ってはいけないこと」を言っている点
それを「失礼」だと思っている点


相手も「そんな失礼なことを本気で言っているわけない」

と思ってるからこそ成立するボケ。

この「おいしくない」が、私を成長させてくれたと思う。



にしても、あのゼリーはおいしくなかったわ。





#悦セイ #悦セイスト

シュークリーム(128円)とピザまん(130円)を買いたいです。恵んでください。