子育ては女性がするもの?オリンピックのアート作品に嫌気がさした話
先日、三越前の地下通路を歩いていたら、オリンピックの選手たちが作成した作品が暖簾?幕?が展示されていました。後々調べると、どうやらAGORAと言われるそうですね。
そこにあったものは。
キアラ・マイケル氏の作品のなかで、「オリンピアン以上」という暖簾を発見。同じ女性が、「オリンピアン」「母」「ロールモデル」「チームメイト」「友達」それぞれの場面で切り取られた写真が並べられ、多面性が描かれていました。
パッと目に入った時、
「オリンピアンでも母親やってるんだな」
と思いました。
けどね。よく見ると、男性のバージョンでの作品はどこにも無かったんです。
私が何を言いたいか分かるでしょうか?
「母」の面を見せることで、子育ては女性がするものというプロパガンダ(:宣伝。特に、特定の主義・思想についての(政治的な)宣伝。)を広めることになるのではないか?という危惧です。
でもね。
この「母」という記載につい、目が奪われたことも事実なんです。
えー、こんなプロアスリートでも(ちゃんと)母親業やってるのか。すごーい。
と。
自分の中に既に根深く植え付けられた、「子育ては女性がするもの」というプロパガンダを自覚せざるを得ませんでした。それはそれはショックでした。
純粋に、オリンピアンの多面性を表現したかったのなら、なぜ女性だけを対象としてこの幕を作ったのでしょうか?(もしかして、男性では作れなかった?)
教えてほしい。 #キアラ・マイケル さん。あと、これを掲載した #三井不動産 さん。
なんで女性だけそんなに多くを達成しないとダメなんでしょうか?
せめて、自分の息子にはそんな思想にならないように。将来の息子の嫁に呆れられないように、一緒に成長していきたいです。
#プロパガンダ #オリンピック #AGORA #オリンピアンアーティスト展 #育児は女性がするもの
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