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家族も期限付きの関係…一人の時間が欲しいと思っていたけど


#子どもに教えられたこと


一人の時間が欲しいと思う日々

毎日毎日、育児に家事、仕事に追われた日々を過ごしていると、独身時代のような過ごし方に戻りたくなる時ありますよね。

独身時代は、サンマルクカフェかプロントに通い詰めて、好きな本を読んだり資格の勉強をしたりと、自分ひとりの時間を楽しんでいました。(ちなみにサンマルクカフェのデニブラン+ブラックコーヒーの組合せが大好物。ノンカフェインのコーヒーさえあればまた行きたいのに…妊婦のボヤキ

子どもを授かり、年少となった今では。毎日毎日、土日も構わず、食事作り・部屋の掃除・絵本読み聞かせ・お風呂・寝かしつけ‥‥の繰り返しの日々を送っているのです。

ところが最近、noteを本格的に始めるようになってからというもの、インプットとして書籍を読み漁りつつ、noteの記事作成に構想を練るなど、一人で集中する時間が欲しくなっていました。

そんな母の都合なぞつゆ知らず、子どもが園から帰ってくると

「ママー!みてみて!!」「ママ―!いっしょにあそぼー!!」「ママ―!何してるの?ぼくもやる~!」

と。親の都合なんてお構いなしなわけです。はあ~💦


はっとさせられた言葉に出会った

なんとか時間を工面して、読書にいそしんでいるとき。坂東眞理子さん著:「自分」を生きる の中に、こんなお話がありました。

家族も期限付きの関係
家族は期限付きの関係だということを覚悟しておきましょう。そう思えば、今、一緒に生活している時間を大事にしようという気持ちになります。(中略)いつかは子どもも自分の世界を持ち、自分なりの経験を積み、自分の友人や恋人を持ち、彼らとの付き合いを中心に動くようになり、いやおうなく親も自分一人の時間ができるようになります。

ああ~。そうか。今はうっとおしいほどに子どもに求められている自分でも、これは期限付きの関係なんだ。悲しく寂しいが、これが子育てのゴール、「自立させる」ということなんだ。


子どもと一緒に過ごす家族との時間、もっと大切にしたい。

そして、あわよくば、子ども自身にとっても家族と過ごした時間は楽しかった、と思われたい。

と、思うようになりました。


遊んであげるんじゃなくて一緒に遊ぶ


そこで、ふと思い出したんです。

ブロックやパズルを使って子どもの遊びに付き合った後、「お片付けしてね~」と、促したとき。

「ママも一緒に遊んだでしょ!だからママも片付けて!」


いつも「ママは遊んでないよ〜!」と返してたけど。

ほうほう。そうか、息子にとっては、遊んでもらっているなんて感覚は無くて、一緒に遊んだ、という感覚なのか。親子といえどもあくまで対等な関係で、ぼくにだけお片付けを押し付けるのは違うでしょ、と。

育児本に書いてあったかもしれないけど、その思考にはなれていなかったんだね。子どもに教えられました。


遊んであげているなんて、驕りのある思考じゃダメ。
一緒になって、楽しむ!遊ぶ!
そういった小さな毎日の積み重ねが、「家族と過ごした時間は楽しかった」と思ってもらえる日常になるんだろうな。




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