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男性育休の期間を見て「アッ…」と思うようになってしまった

Voicyパーソナリティー澤円さん風に、悪魔のささやき的な話を今日はさせてください。かなりの偏見で書いちゃったのでもしかしたら後から消すかもしれません。お許しください~🙏

最近、「弊社は男性育休もバンバン受け入れています!」的なPRを見かけるようになりました。おお~。時代も変わってきてる~。と思いながら読み進めると、

事業と家庭のバランスを考えて、育休期間は誕生から1か月にしました!

との一文を発見したとたんに、「スン…😇」って気持ちになるようになってしまたことを心からお詫び申し上げます。申し訳ございません。


さて、わがまま・よくばりと批判を受けることを覚悟の上で、そう思ってしまう理由を考察してみたいと思います。


単なるイベント感がする

釈迦に説法ですけど、育児って終わりがないんですよ。24時間365日、毎日がほどんど同じことの繰り返し。子どもを迎えるということは、非日常が日常になるっちゅうことなんです。もうそっちの生活がスタンダート。

でね。その前提でいくと、一か月の男性育休ってやっぱりイベント感が否めない。非日常な生活も1か月なら頑張れると思うからです。実際、短期間の育休を終えた男性がよく口にする「おれ、育休やりきったわ!」の満足感ってまさに非日常(イベント)をのりきったっていう達成感からじゃ?と思わずにはいられません。

非日常を日常化できていないまま、満足気に復職していく夫の背中を見て・・・残された側はどう思うと思いますか。


「1か月」という選択肢があることへの嫉妬

男性が1か月で復職するにあたって、おそらくですが、ママ側がその後も継続して育休を取るっていう状況が大多数なんじゃなかろうかと思ってます。調べたわけじゃないです)その状況+選択肢があること自体が「いいな~」と思うわけです。

あ、もちろん女性側にも選択肢はありますよ。産後1か月で復職する人、女性でもいるっちゃいる。んだろうけど、とてもレアケースだと思っています。
実際、子どもが生後1カ月で仕事に戻るって…日中は保育園などには入れればまだ良いとしても(これすら1記事かけるくらいの大問題ですけど)、夜の睡眠どうするの?たった一か月で夜通し寝できる赤ちゃんはほぼいません。少なくとも3,4時間おきの授乳が必要な時期です。ベビーシッターさんに泊まり込みしてもらう?おばあちゃん?・・・てことで、育休一か月で復職するのはつまり誰かしらの支えが無ければ成し遂げられることじゃないってことです。

いいな~。

とさんざん思うままに書いてきたわけですけど、決してパパを責めたいわけじゃありません。たった1カ月しか育休をとれないと判断させるような状況を作っているパパ側の組織に文句を言いたいんですわ。

だから、最近では男性社員に育休の取得意思があるかどうかを聞くことが義務化されてますけど、そこで「1か月取ります」と言った社員に対して、「いやいやそれじゃまずいよ、ブラック企業に思われちゃうからもうちょっと長く育休取ってくんない?」と言う状況になってほしいわけです。


さいごに。

男性育休を取得してもらった会社がそのことをPRに使いたいなら、取得有無だけじゃなくて期間も重視して欲しいなと思います。また、夫側だけじゃなくてぜひ妻側もインタビューしてもらってその声を掲載してほしいなと思います。そしてどんな回答があっても真摯に掲載してほしいw


以上、わたしの戯言でした。お付き合いいただきありがとうございました。


おしまい

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