見出し画像

数学から学ぶ面白いアウトプットの定義

見えないものを見ようとして、望遠鏡をかつぎこんだ♪
おはようございます。MDでバンプを聞いていた世代のひとです。

正月休み明けで慣れてきたころに3連休。からの復帰。。
辛いですよね。頑張ろうね。


今日は、「面白いアウトプットとは抽象化されて本質に迫っているものだ!」について話してみます。


数学の面白さは「抽象性」だった

あなたは数学って好きでしたか?
わけわかんないしで嫌いでした?

圧倒的嫌いな教科ランキングNO.1の数学。

連立方程式だなんて、これから生きていく上で使わないでしょ!なんでこんな勉強しなきゃいけないのサ…
若いころのわたし

と実用性の観点から数学不要論を出す人もいます。

…それでもわたしたちが数学を学ぶ理由、
この本に書いてありました。


・・・

「数学を学ぶ目的は、「抽象性」を育てるため」


なんですって。

グラレコチャレンジ↓

これはただのメモやな…(口調がピタゴラス先生風)


「具体は五感で感じられるが抽象は五感で感じられない」って。確かに、五感で感じられない食塩水の「濃度」の概念で挫折した人も多いのでは…(わたしだよ)

それでも、抽象方向につき進むんです。

するとね、

抽象方向に進んでから具体方向を振り返ると、その本質が理解できる
見えないときに、見る力。P117

ここでやっと数学の面白さが分かるようになる。その面白さとは、本質、すなわち抽象的なものの理解


最初は直角三角形だったけど直角じゃない三角形でθが出てきて、sin cos tanがはじまり、最終的には円が出てくる…こうして具体を抽象化する繰り返しによって、本質に至るのです。


インプット・アウトプットにも言えるかも


本を読んだとき、ちょっと抽象的な表現がなされてても「例えば…」と具体的な事例を紹介されてますよね。すると自然と「自分の経験ではこうだったなぁ…(回想)」とはじまる時ありません?

これら、抽象を具体化して理解を深めてるプロセスです。インプットの理解を深めるために具体化をしてる。

さらに、これを理解できた後なら、前まではワケわからなかった抽象的な本を読めるようになることが多い。こうして徐々に本質のインプットに近づいていける。


・・・

じゃあ、その逆の「アウトプット」はどうなんだろう?


面白いアウトプットは抽象化されてるもの

まず、アウトプットはちきりんさんがご著書で言ってた「意見」のことだと整理してみますね。なお「意見」とは、正解のない問題への自分だけの答えのことです。(詳しくは↓

でもさ、「意見」といっても面白いものとそうじゃないものがありますよね。その境目って何だろうか?



ウーン…・・・もしかして…


面白い意見って、他にも応用できるような法則性を見出して、抽象化され、すなわち本質に迫っているものなのではないでしょうか。



ちきりんさんの(本当に好きだよ)最近のツイートで、マリークワント展に行って考えたことのメモが公開されてました。



マリークワント展で得た具体的インプットを材料に自分なりに考え、法則性を見出してる。つまり、抽象化してます。


  • トップデザイナーは「時代への抵抗」を表現してる(抽象化)
         ↓

  • デザイナーは思想家であり、闘争家である(さらに抽象化)

  • トップの人はトップの人と会う(抽象化)

  • デザインは常にものづくりのイノベーションと共にある(抽象化)



大前提として、面白いと感じるポイントはひとそれぞれなのは百も承知ですけど、やっぱり、本質的な意見って面白いとわたしは思う。


以上、数学の面白さである「抽象化、本質」を、アウトプットにピボットしつつ「抽象化」して考えたことでした。


おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?