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「リーダーシップ」の誤解

こんにちは。育休中のたまと申します。

現在、ご縁あってママボランというオンラインコミュニティでママたちと一緒に研修受けたりボランティアしてたりと、切磋琢磨な日々を過ごしてます。

↓めちゃめちゃいい


さて、今回はキャリアデザインプログラムの研修、「影響力を広げるためのリーダーシップ講座」の振り返りをしたいと思います。


リーダーシップとは何だろう


リーダーシップと聞くと、職場のパワフルな上司(男性)を思い出す人がほとんどじゃないでしょうか。私もそうです。チームの先頭に立って、こっちに行くぜ!と威勢よくみんなを引っ張る。リーダーが身に着けておくべきスキル、みたいな。

今回学んだ「リーダーシップ」は、他者への影響力という定義でした。


リーダーシップとは他者への影響力のこと。そこに役職の有り無しは関係なく、みんなのために自分は何かできないかな?というパッションのことでした。

わたしが他者から影響を受けた経験を振り返ってみます。

社員旅行費の積立を断る先輩

わたしの会社、社員旅行があるんです。(最近はコロナで中止してます)
社員の自費なので、毎月3000円を積み立てる風習が・・・。旅行の欠席は後でこたえて、年度末に返金される仕組み。

若手時代はそういうものだと思ってたけど、だんだんと、積み立てること自体が「嫌だな・・・。」と思うようになりました。

だってさ、ほら、NPV?下がっちゃうよね?会社に預けても利息付かないじゃん!今月その3000円を軍資金にしてれば競馬でぼろ勝ちできたかもしれないじゃん

そんな中、異動先でNさんに出会いました。
Nさんは、家族思いで絶対に残業しない、めっちゃ仕事できる男性。

あるとき、Nさんの集金額が誰よりも低いことに気づき、聞いてみたんです。そしたら

「ぼく旅行会費は払わないよ。だって旅行、絶対行かないもーん。だから積み立てもしな~い。」

Nさん


・・・・・い い ん だ ! 断 っ て も !

衝撃です。

会社への税金のように払っていた毎月の3000円。当たり前だと思っていた私にとって、Nさんの思想+行動にびっくり。

以降、Nさんを完全にパクって、積立金は絶対に出さないキャラ(旅行に行くか行かないかは別)を確立。なぜかみんなと集金額が違うため、集金担当者(たいがい新入社員)を困らせることに。ごめんねw

たぶん、Nさんは誰かに影響を与えたいとか思っていなかったかもしれない。自分を大切にしていただけ。でも、だからこそ私に響いた。職場の当たり前に染まらなくていいんだ、自分を尊重していいんだ、というポジティブな学びを、Nさんが教えてくれました。

けど、ふと思います。

「旅行費積み立てない人」がNさんじゃなくても、わたしは追随しただろうか?影響をもらっただろうか?


影響力の大前提「ストローク」


ストロークとは、「あなたがそこにいることを、私は知っているよ」というメッセージのこと。存在が認められることで、影響を与え合う関係になる

ママボランCDP研修より


そうか、わたしは日ごろからNさんに良いストロークをもらっていたのかもしれない。「良い」ストロークとは、無条件で、肯定的で、重いもの。(詳しくはぜひママボランCDP研修で!)


ここからは私の考えなんだけど、
ストロークのほかに、「信頼に足る人」と思われるか、も大切なんじゃないか、と思ったんです。

わたしは信頼に足る人か


2021年6月。妊娠中だったわたしは、コロナワクチン接種について悩んでいました。胎児への影響も心配で、どうしていいか分からない。

テレビやネットの情報で決めていいの・・・?誰かに「大丈夫だよ」と、背中を押してほしい一心で、担当医に相談。すると

リスクももちろんあるから、ワクチン受けろ、とは言えない。けど、もし妻が今妊娠したら、絶対にワクチンを受けてもらうように説得するよ。

産科医のK先生

もともと「先生」という権威性はあるけど。それだけじゃまだ信頼できていなかった。そんなときに、「私の妻だったら」と、同じ境遇に立って考えてくれたことで、この人は信頼できる!→だから影響を受けた という構図になったんだなと思いました。

決して上からものをいうのではなく、同じ立場・境遇に立って考えてるか?が「信頼」につながる

たぶん、ストロークは努力すれば身に着けられるテクニック。でも、信頼は一朝一夕の努力でなんとかなる問題ではない。
「同じ立場で考えるか」だけじゃなくて、、約束を守る/嘘をつかない/質問をごまかさない/質問に全部回答する/相手をバカにしない/有言実行・・・いろいろ見えてきますね。

気を引き締められました。

(ちなみに、その後ワクチンを2回接種。娘も無事に生まれました)


「それでいいのだ」の単純接触効果


また、研修の中では、自分自身への肯定的なストロークを大切にすることも言及。他者に対するストロークを考える余裕が生まれる前提条件だそう。

確かに、そうですよね。

自分自身に心の余裕が無いと、つい子どもに厳しくしちゃったり、他人の言動にイライラしがち。。

そんなときは、イライラ感情を否定せずに認めること。(メタ認知)
出来てないことより、出来ていることに目を向けること
全てコントロールできると思わないこと。


うんうん。わかる。頭では・・・。
でも、出来てないことに目が行っちゃうわたしのクセ。本当に直るのだろうか・・・?💦

そんなとき、ある受講生が、バカボンのパパの「それでいいのだ」を教えてくれました。

お!これだ!!!と思い、スマホの待ち受け画像に文字入れしてみた↓(下部の文字はまた別の研修でもらったワード、ここでは割愛)

自己暗示のために待ち受けにしてみた

待ち受け画像って、スマホを見るたびに、毎回見るじゃないですか。
そのたびに、「それでいいのだ」とどんな私でも肯定してくれるんです。

ちなみに、このアプリで文字入れしました。Instagram投稿時によく使う、操作が分かりやすいアプリ。↓


だけど、画像の上の文字だとアプリのアイコンと被ってしまい、あまり文字が見えない💦笑 改良の余地ありです。


さいごに


リーダーシップとは、他者への影響力であること。
そのためには、良いストロークが必要なこと。
他者に良いストロークを出すためには、まず自分自身に良いストロークを投げること。
他者にストロークをだすとともに、「信頼に足る人」になること。


まとめちゃうと単純かもしれないけど、一朝一夕にできることじゃない。
まずは、自己ストロークで自分を大切にすることから始めようと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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