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1on1を受けるときの心構え

3日前のわたしへ


おはようございます。
今日は上司との1on1ですね。

あなたは今、1on1のテーマを決めかねていることだと思います。
キャリアの話、最近読んだ本の話…何にしよう。わくわくしますよね。


ご挨拶遅れました、わたしは、3日後のわたしです。

1on1後に大きな後悔を抱いたため、それを伝えに参りました。驚かずに読んでいただければ幸いです。



さて、あなたは今日、1on1で4つの後悔をします。

順番にいきますね。


❶ テーマを決めておけばよかった


ここ最近考えてましたよね。何をお話しよう?と。
でもね、あなたが話したかったことは1ミリも話せずに終わります。

開始早々、「どう?最近!」と投げられた粗めのボールに戸惑い、切り出し方が分からず閉口します。そして、話そうとも思ってなかった最近の仕事の状況をペラペラと話し出しますよ。


今日はこのテーマを話したい!と決めて、自分から切り出しなさい。いくら上司とは言え、相手はコーチングのプロじゃない。仕事でやってるだけで、部下の本心に興味はないんです。自分が話をして気持ちよくなりたいと思ってるんですよ。あなたと同じように。


❷ 聞き手に回らなければよかった


ご存知のとおり、あなたの上司はおしゃべりです。

でも、今日は1on1の時間。つまりあなた自身のための時間ですよ。あなたの発言量が多くなるように、意識的に挑むべきです。

なぜなら今日、1on1時間の9割が上司の話で終わるからです。そして、不完全燃焼にさいなまれますよ。何も話せなかった、と。


当然、あなたの上司も1on1は部下のための時間だと認識してます。証拠に、「ごめんね、このまま話しても大丈夫?」と5分おきに確認されますよ。でもあなたは「もちろん大丈夫です!」と上司の顔色をうかがい聞き役に徹します。あなたの時間なのに。



怖気づいてはダメです。
大丈夫じゃないですと。今はわたしの話をしてもいいですか、と。しっかり伝えないと伝わりません。いい歳して察してチャンはやめなさい。聞き役してればイイや、と逃げるのはやめなさい。


❸ 自分を深堀りしてくれるはず、と思わなければよかった


今日あなたは、1on1で指摘を受けます。

理由は、さきほどの別の上司との会話です。

「来年、管理職試験の受験資格が付くけど、管理職になる希望ある??」

「!は、はい、今のところ、あります。笑」

びっくりしましたよね。とっさに「今のところ」なんて言って、将来気が変わった時の保険をかけましたよね。

このやりとりを聞いた上司から、「冗談として言ったと思うけど、マイナスに思う人もいるからやめた方がいいよ。答えるなら「ぜひお願いします」しかない」と言われます。


あなたはその助言に違和感を覚えます。そして、どうしてあなたが「今のところ」と言ったのか、深堀してほしいと思います。このまま管理職になることへの迷い、不安を。
証拠に、上司に深堀をしてほしいがために、「本音が出ちゃったんでしょうねぇ」と言います。


でもね。そのアシストは全く届きませんよ。上司は続けて持論を展開しますから。


「深堀してほしい、1on1は深堀してもらう場所だから。」と甘えても何も解決しません。自分で深堀するのです。自分からべらべら喋るのです。その場で。さもないと、3日後にダラダラと手紙を書くはめになりますよ。


❹ 発言と思想を一致させればよかった


❸で指摘されたキャリアに対する姿勢。
まず、注意してもらえるなんて久々でありがたいことですよね。

でも、あなたは違和感を隠し切れません。

そのくせに、そこに蓋をしつつ、上司の主張に納得するための質問を繰り返しますよ。管理職になって良かったことって何ですか?何が変わりましたか?とか。

でも、どの回答もあなたの琴線に触れることなく、モヤモヤしたまま時間切れになります。


そのあと、あなたは上司の助言に対して反省し(たフリ)、前言撤回をしに行きますよ。

上司が望むあるべき姿に納得してないくせに、あなたは併合します。「この方が得だろう」と打算的な判断をします。


やめましょう。


じわじわと、後悔がつのりますよ。
思ってもいないこと、納得もしていないことを行動するのはやめましょう。これは、仕事じゃないです。業務命令じゃないです。あなたのキャリアに関する問題ですから。

思考と行動を一致させよう。



どうか実りある1on1の時間が過ごせますように。

いってらっしゃい!


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