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抽象化してるかい|ストシンDAY2

flier book campで受講している「ストラクチャード・シンキング」講座の、DAY2の振り返りです。受講経緯はこちら


以下、脳内駄々洩れ記事となります。
ストシン勉強してるくせに全然構造化できていない記事ですが優しい目で最後までお付き合いいただければ幸いです。

超要約すると、
「わたし、抽象化、がんばる」という話です。←

DAY1宿題の振り返りで無事死亡

まずは前回宿題のフィードバック。

荒木マスターが直接フィードバックしてくれるのですが、その緊張感やただ事ではございません。渾身のまとめのはずの自分の課題ペーパーが陳腐でしかない。自分の順番が近づくたびに高まる鼓動。はんぱない脇汗。(言い過ぎ)


でもね、荒木マスターが伝えてくれたこと、どれも金言のかたまりでした。

  • ひとつめの変数がいちばん大切。これが甘いと後ろがぐだる

  • その変数、目的に対してどれだけ意味があるのか

  • 分けること(MECE)に意味はない

  • その変数で目的の「色」をどれだけ感じれるか


グサグサ・・・・・


感想をひとことで言うと、本当に「わかるとできるは違う」です。
変数設定って、、、激むず。


で、DAY2のメインは、この変数設定のアプローチ手法についてでした。

どうやら、変数設定には2つのアプローチがあるらしい。1つ目は、具体ファースト。2つ目は抽象ファースト。


変数設定のアプローチ①具体ファ―スト

具体ファーストとは、お題が出たら真っ先に、具体的な答えを最初に考えちゃうアプローチとのことです。

たとえば、「あなたはどの本が好き?」というテーマがあったとき。

ステップ1|具体的な本が浮かぶ。
「とりあえず「13歳からのアート思考」は好きだなぁ!」

ステップ2|抽象化
「なんであの本が好きなんだろう?それは、新しい視点を教えてくれたからかも。」

ステップ3|その反対を定義
「その対極は、既知のなぞりとかかな」

ステップ4|差分の定義
「新しい視点を教えてくれるものと、既知のなぞりの本の境界線って何だ?…うーん、全く考えたこともなかった問いがあるか、ってことかな」

ステップ5|具体のチェック
「考えたこともなかった問いを与えてくれる本って、他にもあるなぁ」

→ステップ2に戻って繰り返し・・・


こんな感じで、直感的に考えるプロセスです。
人類の88%はこっちのアプローチをとるらしい。ご多分に漏れずたぶんわたしもこっちだ。

ただ…リスクが大きい。
視野が狭くなりがちで、経験や知識に引っ張られちゃうデメリットも。


変数設定のアプローチ②抽象ファ―スト

こちらの抽象ファーストは、目的を達成するための変数は何だろうか?と、上流から考えるアプローチとのことです。

上記同様、「あなたはどの本が好き?」というテーマのとき。


ステップ1|目的に合う抽象のフレームワークを見つける
「自分にとっての好きの要件といえば、興奮だな」

ステップ2|差分の定義
「興奮する/しないの違いは、…時間を忘れて没頭するということだ。」

ステップ3|具体のチェック
「これで分けてみると、好きな本の対象に小説も入る。なんか違和感…」

ステップ4|抽象のアレンジ
「興奮、というのは、短期的と長期的に分けた方がいいかも」

→短期的にも長期的にも興奮できる本として、「13歳からのアート思考」で間違いないな


なんとも回りくどいアプローチ・・・
けど、もしかすると具体ファーストとほとんど一緒かもと思えてきました。

というのは、
抽象ファーストのステップにはきっと続きがあるから。

1抽象の気付き
2差分の定義
3具体のチェック
4抽象のアレンジ
5差分の定義←勝手に追加
6具体のチェック←勝手に追加
7抽象のアレンジ←勝手に追加
8差分の定義←勝手に追加

こんなふうに後半は
具体→抽象’→差分→具体→抽象’→差分のエンドレスループに。

ねえねえこれって・・・
具体ファーストのアプローチと似てません?
もしかして、キーポイントは「具体からの抽象化」じゃない?


気付きのまとめ

ストシンDAY2を受けてみての気付きは以下です。

  • いつもやってる思考は具体ファーストにすらなり切れていない短絡的思考だった。いや、思考とすら言えない。とにかくわたしの苦手は抽象化ステップ。具体ファーストで全然いいから、徹底的に「具体→抽象→対極化→差分の定義」を練習するぞ。

  • 差分の定義の質問「その境界ってなんだ?」ってめちゃくちゃ難しい。けど、物事を深く考えるきっかけになりそう。

  • 抽象ファーストができるためには知識(フレームワーク)のストックがないとかなりしんどい。

  • 具体ファースト/抽象ファーストは生み方が違うだけで後のループは一緒だと思う。いずれにせよ抽象化がんばろ?


これまたおかげさまで、ストシンDAY2受講してからの会社のMTGでは、どっちのアプローチで議論は進んでいるのだろう?と考える意識が付きました。(そこから整理しきれているかどうかはまた別の問題)

なお、社内では今のところ具体ファーストばかりの模様。
抽象ファーストのものも一部あるっちゃあるんですが、議論がずっとフワフワして結論付かない感じになっちゃうんですよね。どうしたものかなあ。



ちなみに、今回受講生にこっしーさんも参加していたこともあり、コメント欄の充実度合が半端なかったです。コメント欄と授業の両方を追いかけるのに必死でしたw


ようし。この勢いで宿題やってきまーす!


つづく


DAY1の振り返りはこちら
#ストシン_tamas29


ストシンからのインプットをめちゃくちゃ分かりやすく説明されてる記事はこちら↓



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