珠城りょうさんがご贔屓になるまでの話[宝塚との出会い編②]
私が見つけた関連動画は、雪組初演エリザベート「最後のダンス」部分のみの動画。
当時は「エリザベート何それ?おいしいの?」状態のため、初演だとか最後のダンスという言葉は後から知ることに。
そして、羽毛布団のように軽い気持ちで軽やかに再生して衝撃を受ける。
「歌めっちゃウマッッ!!!!!!声量オバケ!!!最後伸びるぅ〜〜〜〜!!!カッコえーな!!!!!!」
当時のトップスター、一路真輝さんの歌声に度肝を抜かれた。
(サヨナラ公演ということも後で知る)
一路さんが元宝塚というのは知っていたが、テレビで女優さんされている姿しか見たことがなく(渡鬼好きだった)歌われている姿を見たのは初めてだったが、こんなにもパワフルで男(役)前な歌声をお持ちだったとは!
この動画のインパクトが強くて、しばらく何度もリピートしては
「やっぱうんめぇーな!!さすが元トップスター!!」と慄き、そのおかげで
「あなたは?」
「覚えておいでですか?」
のセリフから最後の
「おーおれぇぇぇぇ、さぁぁああああああーーー!!」
「パリーン(ガラス割れる音)」
まで完璧に覚えてしまった。どんな話か知らないのに。
そんなことを繰り返しているうちに、そもそもこの作品はどんなストーリーか気になりはじめ、主にウィキペディアで調べてみることに。
(いつもお世話になってます)
エリザベートのあらすじやウィーンミュージカルで初の国外公演が宝塚でまさしく私が度肝抜かれた動画が初演であったこと、その後も宝塚で何度も再演され今では宝塚以外や海外でも上演されてるなど、様々な情報を知る。
そうなると一度じっくり見てみたいと思い、当時は有名密林プライムで歴代の宝塚エリザベートがほとんどレンタルできたので「まずは一路さん初演から〜」とレンタルして視聴。
いや良かった。
作品の世界に引き込まれた。
人気があって何度も再演されている理由もわかった。
ミュージカルをじっくり見たのが初めてで、宝塚の作品見たのも初めてだったが、
「こんなにも面白いのね。宝塚ってフィナーレなるものがあるのね。ゾフィー役の方眉毛が普通に戻ってるお綺麗ね。皆さん歌上手いのね。花總まりさん可憐な方ね女帝って呼ばれてるのね。ルキーニ役の方男にしか見えないお髭がお似合いねこの後トップになられたのねまだ在団中で理事って呼ばれてるのね」
とまあ、とにかく堪能した。
面白かったのでこのまま再演された順にレンタルする事にした。
当時レンタルできたのが、
宙組 姿月あさとさん主演
花組 春野寿美礼さん主演
雪組 水夏希さん主演
月組 瀬奈じゅんさん主演
花組 明日海りおさん主演
宙組 朝夏まなとさん主演
(※星組麻路さきさん主演、月組彩輝直さん主演は配信されていなかった。実はまだ見れていないがいつか見る!)
全て良かった。
同じ作品でも演じる人が変わるとこんなに違うのね。
見れば見るほどエリザベートの面白さにハマっていく。
まあ様エリザベートまで見終わったのが2018年12月頃。
麻路さんと彩輝さんのはアマプラ(もういいや)で配信されるのを待つとして、最近まで上演されていた月組版がどうしても見たくなるも新作すぎてアマプラでの配信は当分ないと思われ、どうにかして(安く)見る方法はないか探したが、DVDかBlu-rayを購入するしかなかった。
「買っちゃおっかなー。けどそこそこのお値段だしなー。買ったはいいけど見終わって買うまでもなかったとか思ったら最悪だしなー。けど気になるなー」
と何とも失礼なことを思いながら迷いに迷う。
これまで宝塚関連のお買い物は「100周年大運動会」のDVDだけだった。
(これをなぜ買ったのかは機会があればお話したい)
実に迷ったが見たい欲の方が上回ったのでえいや!とDVDをポチる。
(まだキャトルレーブという夢の世界を知らないのでアマ○ンにて購入)
ポチったDVDが届いたのが2019年1月頃。
この後、私のご贔屓となる珠城りょうさんに出会うのである。
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