珠城りょうさんがご贔屓になるまでの話[珠城さんとの出会い編②]
珠城りょうさん主演エリザベートの初視聴を終え、その後も見返したりしながら日常生活を送る。
数日経った頃
「あれ?珠城さんのこと毎日考えてる?まぁ見終わったばかりだしねー」
更に数日後
「ん?まだ考えてる?まぁ格好良かったし素敵だったもんねー」
更に数日後
「私どうしたんだろ?なんで毎日珠城さんのこと考えてるんだろ?まさか恋煩い?そんなバカな」
更に数日後(初視聴から約1ヶ月後)
「なんで!?なんで毎日珠城さんのことばかり考えてしまうの?どうした私!!本当に恋してしまったの??」
気付かなかったんだと思う、初視聴の時点で珠城りょうさんに落ちていたことに。
年齢だけ立派な大人の私はこれまで誰かのファンになったことが一度もない。
誰かに落ちるという経験をしたことがないので、何をもって落ちたというのか全くわからなかった。
だから気付かなかった。
しっかり落とされていたことに。
自覚してからは珠城さんの過去作品をアマプラでレンタルしまくり、珠城さんに関する情報を思いつく限りの手段で収集しまくるという生活が始まった。
ダイキンのCMのキレイなお姉さんが珠城さんだとわかり、もっとじっくりCM見とくべきだったと反省する。
ヅカオタ用語なるものも色々覚えた。
そうか私は「珠嫁」なのね、キャッ。
月組生や他組のスターさんの名前も少しずつ覚えた。
(当初はジェンヌさんの芸名と愛称が一致せず大混乱)
珠城さんについて知れば知るほど愛おしくなる。
「全力で守ったるでー!まかしときー!珠城さんは安心して舞台に立っといたらええんやでー!」みたいな気持ちになる。
(すみません関西圏ではないのでニュアンスです)
男役として舞台に立っている珠城さんはとにかく格好良くて包容力の固まりでこちらは乙女モードで
「珠様❤️好き❤️結婚して❤️抱いて❤️」と気持ち悪いくらいときめく。
一方、素の珠城さんには
「りょうちゃん天使みたい天使だね天使の日に生まれたもんね。守ってあげるから安心してね。泣かないでよしよし」とこちらも気持ち悪いくらい過保護モードになる。なんだこれは。
これが贔屓が尊いということなのね。
珠城りょうさんとの出会いからすぐ陥落していたにも関わらず約1ヶ月間気付かないという失態を犯しながらも○○年の人生で初のご贔屓ができるという初体験を迎えたのである。
人生は何が起きるかわからない、本当に。
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