静かに見守る
タイトル通りですが、いちファンとしてはこれしかできないと思っています。
これは、私自身が日常生活を送る上で気を付けている事ですが、例えば職場で誰かのネガティブな情報を耳にしたとします。
「〇〇さんから聞いたんだけど実は〇〇さん〇〇なんだって」みたいな。
それに対して「マジか!?ショックなんだけど」「〇〇さんの見る目変わるわ」みたいな、まるで事実かのように受け止める事だけはしないようにしています。
その情報は全くのデタラメではないかもしれないし、本当かもしれない。けれど噂されている〇〇さんと一緒に仕事をした時に、私自身がその人に対してどう感じるかを大切にしたい。
噂話を鵜呑みにしない。実際に接して受けた印象、感じた気持ちを大切にする。
そもそも自分がネガティブな噂をされていると知ったら傷付きます。
自分が傷付く事は人にはしない。
ただそれだけです。
自分の事だけではありません。
家族、友人、近しい人のネガティブな話を耳にしてしまったら…
応援している人を批判する書き込みを見てしまったら…観劇時に近くに座られた方が自分の贔屓の悪口を言っていたら…(この時ばかりははらわたが煮えくり返ったわ)
記事の内容(※詳細は読んでいませんが内容に触れる書き込みを目にした事がある程度です)ですが、嘘かもしれないし本当かもしれない、いちファンの私は想像する事しかできない。
当事者でもなければ歌劇団の団員でもない、ただのファンである私は見守るしかないと思っています。
一人の尊い命が失われた、この辛く悲しく重すぎる事実については、簡単に触れることができない、触れてはならないと思っていて、今でも適切な言葉が見つかりません。
ご遺族の深い悲しみを思うと……軽々しく口にはできません。
現在、宝塚は今も調査中です。
どのような調査結果が出るのか、今後の宝塚はどうなっていくのか、ただ待つしかありません。
ご遺族の方には包み隠さず詳細を明かす義務があると思います。
在籍中の生徒さんのメンタルが心配です。
劇団のスタッフさんのメンタルも心配です。
誹謗中傷されている生徒さん、そのご家族、応援されているファンの方を思うと辛いです。
何より亡くなられた方が一体どんな思いだったのか……
今回の件を受けて思う事、感じる事、劇団に対して要望したい事、それぞれ意見があると思います。
しかし、言葉は狂気でもあります。
その言葉により再び尊い命を失う事になりかねません。
劇団も悪質な行為には法的処置を取ると声明を出しました。
自分が発する言葉が誰かを傷付けているかもしれない、SNSという気軽に発言できる場だからこそ、特に気を付けなければいけない、自分への戒めも含めて改めて気を引き締めたいと思います。
これまで多くの夢を届けてくれた宝塚を信じたいし、これからも夢を見せてくれると信じています。
二度と悲しい出来事が起きる事のないよう、生徒の皆様が幸せな宝塚人生を送れるよう、切に願います。
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