珠城りょうさんがご贔屓になるまでの話[珠城さんとの出会い編①]

2019年1月頃。
アマ○ンからDVDが届く。

この時まだ珠城さんの存在も知らなければ主演が誰なのかも知らない状態。

「高い買い物しちゃったなー。どうか買ったことを後悔しない作品でありますように」とまた失礼なことを思いながら開封。

まず思ったのが、パッケージのトート閣下のビジュアルが良い。眼差しが素敵。

これは…と前向きな気持ちになったところで視聴開始。

「いや!トート格好良い!美しい!私が見た歴代の中で一番男らしいのに美しい!体格が良い!足長っっ!この人スタイル良すぎでは??太もも良い!お肌きれい!目が好き!横顔さらに好き!鼻が高い!なんか(いい意味で)いやらしい!」

まずは珠城さんのビジュアルにやられた。
このビジュアルだけでDVD買って正解だったと思えた。

珠城さんの声。
低音ボイスで色っぽく甘くて私の身体に響き渡るイメージ。
本当に響くから「声聞いてるだけで妊娠するのかな私」と本気で心配(?)してしまう。

それを一番感じたのは、ドクトル・ゼーブルガーとして出てきたトートが「脈がー」と歌う場面。
あの歌声が低くて甘くて、あれ耳元で歌われたら失神するんじゃないか?
(なんなら失神したい)

この場面は全て刺さりまくりで、歌いながら愛希れいかさん演じるエリザベートの首元のリボン解いて首から胸元まで手を触れるか触れないかギリギリのタッチするところが「ひいっ!」と声が出るほど…その…エロい。

リボンの解き方も強い目線はエリザベートのままゆっくりねちねち解くから…その…エロい(2回目)

ちなみにこの場面のトートは杖ついて超猫背でヨボヨボの老人に扮しているのに私をヒーヒーさせるの、すごいよね。

その後のシャツイチギラギラトートはご馳走だと思ってる。

珠城さんの目。
パッケージ見た時も眼差し素敵と思ったが、目でお芝居されている印象を受けた。
場面によって目の表情が変わる。
感情を一切出さない目、獲物(エリザベート)を狙う強い目、怒りの目、葛藤してる目、ラスト昇天する場面の慈しむような目など。
珠城さんは目の表情が豊かなんだと感じた。

後日珠城さんの素化粧姿を知ることになるが、男役とは思えないほどキュートな目(くっきり二重の白目キラキラキュルキュルアーモンドアイ)を見て「トートとのギャップ!」と衝撃を受ける。

珠城さんのお芝居。
エリザベートは楽曲数の多いミュージカルなので台詞を話すシーンは少ないが、少ない台詞を聞く限り「もしかしてお芝居お上手なんじゃ?」と感じた。

特に感じたのは、私が一路さんの歌声に慄いたあの場面「最後のダンス」の

「覚えておいでですか?」の台詞。

私はエンタメ業界に全く関わりのないごく普通の一般人なのでお芝居がどうこう語る知識はないが、一般人でもドラマや映画やお芝居を見て「この俳優さん上手だねー」とか「この女優さん前より上手くなったねー」とか思う感覚がある訳で、そんな感覚で珠城さんの台詞の話し方が上手と感じた。
(これも後から知るがやっぱり珠城さんはお芝居の人だった)

歌う時もお芝居として感情を乗せて歌われているような気がした。

1幕ラストの銀橋に座っている後ろ姿。
あのフィギュアが欲しいくらい、好き。

フィナーレ。
宝塚といえばフィナーレ。
歴代のフィナーレも全て良かった。

珠城さんが娘役をはべらせて踊る所がまず最高。
娘役さん達の衣装も大人っぽくて素敵。
トートのままちょい無表情で踊るのが逆に良い。

男役群舞。
ただただ格好良い。
珠城さんの「フッ」が好き。

デュエットダンス。
これめちゃくちゃ好き!
珠城さんと愛希さんの衣装も素敵だし「天使の歌はー」の歌声がホント妊娠ちゃうからやめて…

珠城さんの手で愛希さんの肩から指先になぞるところ、あそこは何回見ても「ひいっ!」て変な声出る。
まーたあの強い目で愛希さんを見つめたまま、しかも最後愛希さんの指先を引っかけるような動きがまぁー!!けしからん!!大好き!!

こうして無事珠城りょうさんに出会えたわけだが、実はこの時点ではまだ落ちていないというか、気付いていない。こんなにも書いておきながら。

この後気付くことになる。

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