デジタル遺品情報のメンテナンス#27
「個人情報の取扱について」改定のお知らせ
3月下旬から4月上旬の間、こんな件名のメールを受け取られた方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
2022年4月1日から個人情報の保護に関する法律が一部改正されました。
それによって各企業の個人情報の取扱ルールが改定となり、サービス利用規約の変更についてのお知らせが、各社より情報発信されています。
自分自身が会員登録しているwebサービスは、先日デジタル遺品の整理をしたときに全てを把握していたつもりでした。
しかし、
「あれっ!こんなサイト登録してたかな?」
とすっかり存在を忘れていた会社からも、改定のお知らせが届いていました。
▼デジタル遺品を整理した話はこちら
自分自身がプライベート情報の管理人
プライベートで利用するwebサービスの中には、利用しなくても生活に支障がないため、その存在を忘れてしまうものもありました。
自分の誕生日や年度の変わり目など、アカウント情報を定期的に見直す機会を設けたら良いのでしょうが、面倒なことは後回しにしてしまいがち。
しかし、プライベートの情報は自分自身が管理人です。
自分が放置しても誰かが管理してくれるなら良いのですが、きっと自分しか手続きできない、または家族も知らない情報もあるでしょう。
外部環境の変化を見直す機会にしてしまう
今回は、この個人情報保護法の改正に関するメールが届いた機会を利用して、自分のデジタル遺品情報をさらに見直しました。
メールが送られてきた企業サービスのアカウントのうち、自分自身の「デジタル遺品マスターシート」からもれていたもので今後利用可能性が低いものを、改めて退会手続きしました。
登録しているメールなどにこんなサービス改正のお知らせが届くのは、次のような状況が考えられます。
日々の生活の中で、一つずつ契約内容を確認する、利用しないアカウントの退会をするなど、日常で管理できるようになると、常に最新状態が維持できます。
最新状態が維持できると、自分自身の生活でこれらのwebサービスが使いやすくなるだけでなく、病気や事故など万が一の時に家族が手続きで困らないようになることにも繋がります。
ぜひ今回のようにお知らせを受け取ったときや、世の中の環境変化のタイミングを利用して、ご自身のペースでデジタル情報を見直してみるのはいかがでしょうか?
デジタル遺品対策の「デジタル遺品マスターシート」が完成しました。
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