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土鍋蒸しリンゴとリンゴの想い #まいにち土鍋

ごたぶんにもれず、感染症に一家で罹った友人宅の玄関に置配した。何が食べられるのだろうか?相手を想いながら考えるのだが、それがこんなにも難しいなんて。経験した友人に聞いてもそれぞれ欲するものや受けつけるものが違う。

時代を狂わせた今回のことは「相手のことを想像する」というレベルを大幅にレベルアップさせたのではないかな。相手とは、人やものだけでなく、自然や地球や宇宙に及ぶまで。戻って自分自身かもしれない。

「想う」が、自己保存的なもので美化されていないか考えている。「想いさえあれば」などというが、それも利かない時代がやってきたような気がする。

🍎 🍎 🍎

重度の認知症になった母に会いにゆく。こちらのヘロヘロ引越し状況なんて通じない。想いさえ覚えていられない人間の時代を真正面でみながら、想いについて考える。

我が子に、想いという名前をつけたのは、子への願いだけでなく、わたし自身のテーマでもあるからなのだ。


土鍋蒸しリンゴ

リンゴの芯をくり抜き、バターにシナモンを練り混ぜきゅーっと詰める。土鍋にリンゴ4つ入れて白葡萄酒を注ぎ、中火で10分、弱火で15分。リンゴにナイフが入れば完成。


8月18日(木)
蒸す「土鍋コッチョリーノ3合炊きサイズ」



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