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ドクダミいっぱいの土鍋 #まいにち土鍋

今年の庭もドクダミがよい感じに咲いた。
ドクダミは漢方薬の世界ではあまり使われず、あくまでも民間伝承の薬であると聞く。

味が好きなので、乾かしてお茶にすれば、それでいいのだ。親友のお墓前りに行くときに必ず煮出してポットに入れて持ってゆくのも恒例だ。



梅雨前のしごと

独自なやり方だと思うが、毎年こうしているので書いておこう。根っこをバケツの中でジャバジャバ洗い、全体を一度ジャブンと水に潜らせ、長さ別に選別してたっぷりな水に一晩つけておく。そうすると、シャキンと茎がイキイキして、花も上を向いて咲く。

翌朝、それを麻ひもで束ねて日干しする。
この季節は、湿気のない風が吹き、太陽も力強くなるころなので早くて2日くらいで乾く。そのあと、陰干しで3日くらい。いつもは、そのあと工房に吊るし替え、窯の近くでこれでもか!とカラカラにしていたが、今年はどうしよう。カラカラにしておくと、日本の湿度でもカビない。

庭の桑の木にぶらさげて乾かしているところ
今年のドクダミ収穫 第一弾

まいにちハーブと野菜の様子が楽しみな庭。緑の絨毯にはびこる雑草も大好きで、地を舐めるように観察している。見逃しそうなくらい小さな花が咲いていたりするのよね。

お蚕さまを飼ったときに小川から移植した小さな桑の枝は、空を仰ぐほど大木になり桑の木がなっている。子どもの誕生祝いとして行政からもらった梅の苗も見上げるほどだ。

誰かが、どこかで、懸命に生きている。
今年の庭も、なかなかよい植生でうれしい。

5月28日(土)


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