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ラグー! #まいにち土鍋
大量のラグーを煮込んだ。しかも2日つづけて。
お客さまがくるのだけど、何名分の料理をつくろうなんてぴっちり計画しない。増えたり減ったりした時にそのほうがいい。まいにちの料理に、無駄が出てはいけないけれど、おおらかな気持ちでつくらないと楽しくない。
カラブリアのマンマに、お客さまがくるまえにテーブルセッティングはしないのよと教えてもらった。お皿の数は計画しておいても、フォークやナイフまでは並べない。チャオ!友だち連れていってもいい?なんてこともある。誰だってウェルカム、ぎゅぎゅっと詰めて座ればいい。食事が足りなければみんなで考える。
ラグー(伊Ragù/仏ragout)とは、肉や野菜を煮込んだソース。ボローニャ風は、牛ひき肉、パンチェッタ、サルシッチャ、タマネギ、ニンジン、セロリを炒めてから、トマト、赤ワインでじっくり煮込んだパスタソース。
今回は、豚肉のひき肉でごめんなさい。
牛肉のスネ肉などでつくると美味しいのは、ボローニャのあのレストランの味を覚えているからわかってる。パンチェッタやサルシッチャを入れると濃厚になるのもわかってる。でもね、普通の生活のなかではカジュアルにいけばいい。
豚ひき肉(500g)
ニンニク(2かけ)
タマネギ(大2個)
ニンジン(大1個)
セロリ(1本)
赤ワイン(150cc)
トマトホール缶(2缶)
月桂樹の葉(2枚)
ブイオン(適量)
塩(適量)
胡椒(適量)
粉チーズ
①ひき肉に塩と胡椒で下味をつける。
②ニンニク、タマネギ、ニンジン、セロリをみじん切りにする。
③フライパンにオイルを敷いて①を炒める。焼きつけるように炒める。少し経ったらフライパンを返して裏側も焼く。まだまだ焼く。チリチリという音がして焦げ目がつくくらいまで炒めたら、容器に取り出す。
④肉を取り出したフライパンに赤ワインを入れ、フライパンに残った肉汁と混ぜる。アルコールも飛ばしながらふつふつ煮る。
⑤油をひいた土鍋に②を入れてよく炒める。
⑥土鍋で炒めた⑤野菜に、③ひき肉、④肉汁とワイン、月桂樹の葉、ブイオンを合わせて加熱する。
⑦⑥にトマトホール缶(2缶)を加えほぐしながら煮込む。
⑧塩加減を調整して完成。パスタに和えてパルミジャーノを削り入れて(粉チーズ)どうぞ。
7月2日(土)
煮る「土鍋コッチョリーノ3合炊きサイズ浅」
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